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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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パタン パタン彷徨‐02 職人の町
パタン パタン彷徨‐02 職人の町 1

パタン パタン彷徨‐02 職人の町 2

パタン パタン彷徨‐02 職人の町 3

パタン パタン彷徨‐02 職人の町 4

パタン パタン彷徨‐02 職人の町 5

パタン パタン彷徨‐02 職人の町 6

パタン パタン彷徨‐02 職人の町 7

パタン パタン彷徨‐02 職人の町 8

 カトマンズはどちらかというと商人の町であるが、その隣に位置するパタンの町は
 どちらかというと職人の町である。
 又、カトマンズやバクタプールに比べると仏教徒の数も圧倒的に多い。
 大体において 仏教とは 職人であることが多い。
 サッキャ・カースト、バジャチャーレ・カーストも職人の仕事をこなし、
 金細工、銀細工、仏像の鋳造などは 彼らの仕事だし、他国からやって来た人々が
 サキャ・カーストとの混血によって生まれたといわれるウダースと呼ばれる職業集団も
 仏教徒である。
 木工芸を職とするシルパカール、銅製品を造るタムラカール、お菓子やロティ作りの
 職人シラリック、チベット貿易に従事したトゥラダー、大工仕事のシンドゥラカール、
 コンサカールなどは ネワール族の職人カーストの中では上位に属する。

 パタンの支配カーストはシュレスタ・カーストに属する人たちであるが、
 数の上では 仏教徒のほうが大多数を占め、経済的にも優位を保っていたのだろう。
 パタンの王宮を除けば、仏教徒によって建てられた寺院の数も 仏教徒のものが
 圧倒的に多い。
 貿易、工芸に従事する仏教徒によって ネワール文化は隆盛を誇ったといっても
 いいだろう。

 そんなパタンの路地を歩いていると、シルパカールの板を削るのみの音や
 仏像をつくるガスバーナーを使う音が聞こえてくる。
 この頃では ネワール族のバジャチャーレ、サキャ、タムラカール、シルパカールが
 作業場の主人になり、農民カーストのマハルザンや近郊の村に住むタマン族を職人と
 して使っていることが多くなっている。
 中にはバウン族の職人もいる。

 路地を歩いていて、木工芸の作業場を覗き込んでいると 作業場の主人らしい人が
 話しかけてきて、いろいろ話を訊いていると、彼はウダースの職人カーストの中の
 タムラカールで彼の祖父の代から、木工芸に仕事を変えたという。
 2階に上がれというので 上がりこんでみると、日本の森元首相と並んで写っている
 彼の娘の写真には驚いてしまった。
 彼女はカトマンズ郊外の学校づくりにかかわり、その後援者が 森元首相の知り合い
 だったことから、一緒に写真を撮ることになったようだ。
 その娘は日本でも何年か学び、今はオーストラリアへ留学していると言う。
 その作業場で働いていた職人たちも木工の郷 ブンガマティからやってきている職人
 だった。

 パタンの路地を歩いていれば、こうした工芸の作業場に出会うことが多い。
 カトマンズは 商業地域で 工芸品は目にしても 実際に造っている場所はない。
 大半はパタンで造られ、カトマンズに運ばれてくるのである。
 まだまだカースト意識の高いカトマンズ、パタンであるが ものづくりの世界では
 ネワールの職人カースト ウダースたちは 今ではものの売り手となり、作り手では
 なくなってきているようだ。
 職人たちの1日の日当が 400ルピーにもなるのなら、カースト意識を超えて、
 器用な人たちは 抵抗なく職人の仕事に手を出すようになってきている。
 こうしたことから カースト意識が崩れてくればいいのだが、まだまだ カーストが
 なくるまでには時間がかかりそうである。


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ネパール パタン | 17:38:38 | Trackback(0) | Comments(0)
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