■プロフィール

ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

■最近の記事

■Automatic translation WEB site
■最近のコメント
■最近のトラックバック
■月別アーカイブ
■カテゴリー

■FC2カウンター

■あしとも

■ブログ内検索

■RSSフィード
■リンク
■ブロとも申請フォーム
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
カトマンズ 今日は どういうわけか 勉強の日
カトマンズ 今日は どういうわけか 勉強の日 1

カトマンズ 今日は どういうわけか 勉強の日 2

カトマンズ 今日は どういうわけか 勉強の日 3

カトマンズ 今日は どういうわけか 勉強の日 4

カトマンズ 今日は どういうわけか 勉強の日 5

カトマンズ 今日は どういうわけか 勉強の日 6

カトマンズ 今日は どういうわけか 勉強の日 7

カトマンズ 今日は どういうわけか 勉強の日 8

 昨夜は 夕方過ぎると冷え込み、電気の来る夜8時まで 軽い眠りをとり、
 コンピューターの前に座り、仕事を始めたが、足元からしんしんと冷え込んできて、
 とうとう石油ストーブをつけてしまった。
 昨夜は午後8時から午前4時までの8時間電気が来る日だったが、眠気が襲ってきて
 深夜12時過ぎには寝てしまった。

 冬眠の熊ではないが、寒くなるとついつい眠くなってしまう。
 昨日は 昼間に雨の気配があったようだが、そのときも昼寝の最中で気がつかなかった。
 雨が降るごとに春が近づいて来るのであるが、今年の気候はどうも普段の年とは
 違うようだ。

 昨日はすっかり寝溜めをしてしまい、今日起きたのも朝8時過ぎである。
 今日電気が来るのは 正午から夕方の4時までで、夜は深夜12時にやってくる。
 電気が来るまでの時間、今日もバグマティ川の上流を散策することにした。
 パタンとカトマンズにかかる橋の近くにあるタマン族の住んでいる小さな集落に
 行くと、朝の暖かい陽射しを求めて、タマン族の人たちは 家の前に座り込んでいる。
 5,6人の母親と幼児が本とノートを莚の上に置き、何やら書き込んでいる。
 どうも学校の宿題のようだ。
 ノートを覗き込んで見ると、アルファベットを書き込んでいる。
 何年生かと訊くと 幼稚園だと言う。
 ネパールでは 今 幼稚園から アルファベットや簡単な英語の単語を教えている。
 ネパール語教育より 英語教育のほうが重要なことのようだ。

 その集落を抜け、200年近く前に ラナ家が建てたガートと寺院あたりを散策し、
 対岸に渡る橋を越え、対岸の川に沿って歩き始める。
 川辺には 長閑な春の陽射しが燦々と降り注ぎ、Tシャツにジャケットを
 羽織っただけだったが、汗がにじんでくる。
 川辺の芝の上を歩いていると、スラムから集落に様変わりした家々の前で集落の人々は
 洗濯、日向ぼっことのんびりと春の陽射しを楽しんでいる。

 そんな中に中年近い3人の女たちが本を出して、何やら勉強をしているらしい様子で
 座り込んでいる。
 その本を覗き込んでみると、どうもネパールの小学1年生の教科書のようだ。
 ネパール語の本と算数の本とにらめっこをしながら、何やら書き込んでいる。
 ネパール語の1から100までの数字を読み上げている。
 話を訊くと 小さい時から学ぶ機会がなく、すぐ近くの私立大学が 無料で識字学習の
 プログラムを提供してくれたので参加したと話してくれる。
 3ヶ月のコースであるが まだ初めて四日目だと言う。

 私が25年前に初めてカトマンズにやって来た頃でも、女の子には教育は不要と
 いうのが、一般的で 男の子であってもカーストの低い家庭では 教育には関心は
 なかった。
 40歳近くなって、数字やネパール語を学ぶ楽しさを味わっているようだ。
 10分くらい一緒に彼女たちと勉強をして、先に進んでいくとここでも母子が
 同じ教科書を使って勉強している。
 先生役は わが子のようである。
 こんな風に 努力をしている人たちを見るのは気持ちがいいことだ。

 この集落を抜けて、街中に入っていくと、やたらお金をかけたような私立学校が
 目に入ってくる。
 学校の前の路上には スクールバスが何台も並んでいる。
 授業料は 月3千ルピー以上、その他諸経費を含めれば、総額5、6千ルピーは
 越えてしまうだろう。

 素朴に学びたいと思って学ぼうとする教育の機会もなかった中年の女たち、
 ネパールには こうした格差がいたるところにある。

 この学校を少し過ぎると 道は川辺のスラムへと続く。
 スラムの中に入っていくと、スラムに造られた学校の中では、
 子供たちが 暗い教室の中で バウン族の女教師に叱責されながら、勉強している。
 隣の教室では スラムの中の13,4歳の子供が 大声を上げて、幼い子供たちを
 教えている。

 このネパールでは教育の機会均等の原則など どこにもない。
 富める者だけに 教育の機会があり、貧しいものたちは最低のものが与えられるという
 ネパールの歴史そのものが 未だに当たり前のこととして通用している世界だ。
 ネパールにやってくるたびにこの不平等はどうにかならないものかと 
 気持ちが暗くなる。
 ここ10年ばかりで貧富の格差は助長されるばかりで 少しも改善されていかない。


++ブログランキングへの協力をお願いします。++

  ** 忘れないで **
       ↓
日本ブログ村ブログランキングに参加しています。
**面白いと思ったらクリック**
   ブログランキング・にほんブログ村へ

人気ブログランキングに参加しています。
**面白いと思ったらクリック**
  人気ブログランキングへ


カトマンズ バグマティ川の辺にて | 18:14:22 | Trackback(0) | Comments(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。