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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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カトマンズ サトウキビを担ぐ男
カトマンズ サトウキビを担ぐ男

 近所の通りを歩いていると サトウキビを担いで歩いている男に出会った。
 いかにも山の村からやってきたという風貌の男である。
 ちょうど 私の目の前で 一休みのために立ち止まり 煙草をふかし始めた。
 写真になる男である。
 何族かと訊いてみると ライ族だと言い、ソル地方からやってきたと言う。

 ライ・リンブー族というのは 今から2千年以上も昔、カトマンズ盆地に
 小さな王国 キラティ王国を作り上げた民族である。
 その後、ネワール族のリッチャビ王国、マッラ王国が成立する過程の中で 再び
 地方へと散らばり、ソル・クンブー地方など東ネパールを中心として住んでいる。
 ダージリン、シッキムあたりまで彼らの移住地がある。
 ブータンあたりも住んでいるだろうと思われる。

 古い昔に中国あたりから南下してきた民族ではないかと思っている。
 ネパールでは、高度な織物の技術を持ち、綴れ織り、刺繍などに秀でている。
 独特の土着宗教を持ち、キラティという神様を敬い、その神様の好む豚を
 捧げるために豚を飼う民族である。
 ライ族もリンブー族も多くの部族に分かれ、部族が違えば、言葉も違い、
 理解し合うことも難しく、まとまるのが難しい状況になっている。

 ライ・リンブー族といえば、イギリス傭兵のグルカ兵でも有名で 
 死を恐れぬ果敢ぶり、命令に対する従順さを買われている。
 しかし、第1次世界大戦に始まるイギリス軍のこの百年の戦いの中でいかに
 多くの命を落としてきたことか。
 それは、グルカ兵としてともにその役割を担ってきたグルン族、マガール族に
 ついても言えることだ。

 狩猟を得意とするライ族は グルカ兵の中でも主に狙撃兵として活躍したようだ。
 視力が素晴らしいのである。

 山岳部に住む彼らは グルカ兵としての職を得れば 別だが、大半は苦しい生活を
 強いられている。
 サトウキビを担ぐこの男も お金を得るためにカトマンズにやって来て、
 力仕事をしているのである。
 油や布、塩、砂糖を買うためには現金が必要だ。

 真面目で真っ直ぐな気質の彼らは 人に媚びるようなことはしない。
 どこかにキラティ王国の末裔であることに対するプライドが 残っているのである。
 そんな片鱗を彼の顔つきに見たような気がした。


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アジアの街角 1枚の写真から | 02:01:06 | Trackback(0) | Comments(0)
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