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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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カトマンズ 路上は生きている‐01
カトマンズ 路上は生きている‐01 1

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カトマンズ 路上は生きている‐01 7

 政府が 路上で物売りを禁止したせいか、歩きやすくはなったが、この不景気の中
 街全体に勢いが失われ、停滞しているようにも思われる。
 それがパタンの街では 路上での物売りの姿も見かけ、ほっとするところもある。
 路上での人間らしい生活が まだ生きているという気がしてくるからである。

 日本の街中の路上は ただ歩き移動するだけの場所で 人間らしい匂いをかぐことは
 なくなってしまった。 
 バンコクでもカトマンズでも 路上で商いをする人を見れば、街はまだ生きていると
 いった気持ちになるのは私だけだろうか。

 カトマンズとパタンを結ぶ橋のカトマンズ側のタパタリの小さな広場では 路上を
 生活の場にする人たちが息づいている。
 川魚や野菜、ゆで卵のてんぷらを揚げるおばあさん、このおばあさんの揚げるゆで卵の
 てんぷらがなかなか美味しく、橋を渡るときに腹が空いていた時には 1個10ルピー 
 のゆで卵のてんぷらを食べることにしている。

 すぐ近くでは 路上の床屋もあり、男の子を連れた母親が、この床屋で髪を刈らせて
 いる。
 インドのビハールからやってきている路上の床屋である。

 ナングロと呼ばれる竹で作ったお盆の上に1ルピー、2ルピーのお菓子、1本売りの
 煙草を売る路上の雑貨屋のおばさんもいる。
 店をもてない貧しい人たちの1日の生活の糧を稼ぐ唯一の手段が路上の商いである。
 こういう人たちに目を向けない政府ならないほうがましである。

 橋を渡ってパタンの街側に入ると そこでも路上で生きる人たちがいる。
 布団に綿をつめ、布団作りに精出すインド人、豆を炒って 5ルピー、10ルピーと
 売る老婆、一山10ルピーの小さな蜜柑を売る女性、こんな路上の人々の姿を見ていると
 生きているなという人の生業を感じてしまう。
 路上が 人間の生きる場所になっているかどうかが その国の人間を大切にしているか
 どうかのバロメーターにもなるようにも思える。
 そういう意味で言うなら 日本の街はすっかり死んでしまっている。
 路上に人と街とのコミュニケーションがないのである。
 屋台もなければ、物売りの姿もない殺風景な街並み それが日本である。
 日本の近代化は 街から人間の生き生きした係わりを失わせる過程ではなかったのか。
 合理的な効率性ばかりを追求して、街とのつながりを希薄なものにしていっただけでは
 ないのか、そんな中では人々の表情は暗く、生気を失うばかりである。

 カトマンズの路上で物を買えば、売り手との会話が始まる。
 どこから来たのか、村はどこか、家族はどうしていると そんなことにも話が弾む。
 売りました、買いました、ありがとうございましたで 終わってしまう日本とは違う
 のである。
 路上や街が人間のための生きる空間を失ってしまえば、人間のエネルギーも失われて
 いく。
 犯罪ばかりが増え、それを監視する機能も失われていく。
 時間と効率に追われたゆとりのない社会は 益々異常な行動を生み出していくことに
 日本の人々は 気がつかないのである。
 気がつこうとする余裕もない位の生活になってしまっている。


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カトマンズ 街の風景 | 07:53:50 | Trackback(0) | Comments(0)
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