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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

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バンコク センセーブ運河の辺にて
バンコク センセーブ運河の辺にて 1

バンコク センセーブ運河の辺にて 2

 この頃は遠出をすることがないから、近くを散策することが多い。
 大抵は 昼飯を食べに出たついでに 腹ごなしに少し歩いている。
 センセーブ運河沿いに歩くと そこには 古い昔カンボジアやアユタヤからやって来た
 チャム族の集落 バーン・クルアがある。
 シャム王国の王都がアユタヤからバンコクへ移ったときに アユタヤに住んでいた
 チャム族もバンコクに移ってきたが、多くのものが先祖の眠るアユタヤに再び帰って
 いったと言われている。
 今から200年前の話である。

 今の場所に住むことが許されたのは ラーマ3世の時代というから、
 この地に住み着いて 150年の歳月が流れたことになる。
 その間にチャム族の人たちの集落は大きく膨れ上がり、2,3千人が住む集落になったが、
 近頃では、東北タイからの出稼ぎの人に家を貸して、
 彼らは別の場所に住むようにもなっている。

 日本の五月のような爽やかな気候の中、センセーブ運河に架かる小さな橋の上に立ち、
 バーン・クルアの集落を眺めてみた。
 午後の集落には活気はなく、人の姿も僅かだ。静寂が集落全体を支配している。
 木造のトタン屋根の家々の連なりと運河の水を眺めていると、
 いつかどこかで見た風景のようにも思われる。
 何十年も前の東京の下町の姿である。
 変わり行くバンコクの中でこのあたりは 変わることもなく 昔ながらの姿を残しているようだ。
 人が幸福にのんびり暮らすこと、それを大切にするなら、何もモダンな家など必要ないのかも
 しれない。
 ローンに追われての人生よりも もっと豊かな生活がそこにはありそうな気がする。

 集落の土地の所有は王室である。
 その土地を借り受け、150年に渡って住み着いているチャム族の人たちである。
 イスラム教徒であるから、豚は食べない。犬は鼻の湿った不浄の動物であるから、
 集落の中では見かけない。
 時折 犬を見かけることはあっても間借りの東北タイの人々の飼っている犬である。

 運河沿いの集落の歩道を歩いていると、ゆったりと人気ない歩道の脇で見繕いを
 している猫を見かける。
 時々、ちょっかいを出して 遊び相手になってもらう。
 ここの猫たちは、見知らぬ人間が近づいても逃げようとはしない。
 当たり前の自分たちの住処として考えているのだろう。
 猫と集落が自然に互いに干渉しあうこともなく、共存しているのである。

 インドやネパールで見かけるイスラム教徒は押しの強い人が多いけれど、
 この集落バーン・クルアに住むイスラム教徒 チャム族の人たちは 
 静かな 静かな人たちだ。
 何か訊かれない限り、彼らのほうから働きかけてはこない。
 不思議な町には不思議な人たちが住んでいる。

 橋の上から眺める集落の風景も時間を超越した不思議な雰囲気の風景だった。


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徒然なるままに | 22:30:03 | Trackback(0) | Comments(0)
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