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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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インドの布 グジャラート カッチ刺繍布‐1 
インドの布 グジャラート カッチ刺繍布‐1 1

インドの布 グジャラート カッチ刺繍布‐1 2

インドの布 グジャラート カッチ刺繍布‐1 3

インドの布 グジャラート カッチ刺繍布‐1 4
    50cm x 52cm


 インド グジャラート州 カッチ地方のアンティーク刺繍布。
 大きなミラーが独特だ。
 灼熱の太陽の光を 縫い付けられた鏡に反射させ、
 光を 衣服や小物の中に取り入れる。
 暑い太陽を敵に回すのではなく、仲間をして取り込んでいくたくましさ、
 それがなければ、砂漠の中では生きていけない。


 窓の外の牛の死骸から逃れるように ナゴールの町を去り、
 砂漠の王国ビカネールを目指す。
 ラジャスタン砂漠地方には ラージプートのマハラジャの住んでいた王国が
 いくつかある。
 有名なのは、これから向かうビカネール、他にはジャイサルメール、ウダイプル、
 ジョードブルなどが有名な町だ。
 ラージプートというのは、ヒンズーカーストのクシャトリア(武士カースト)に属し、
 インドにやってきたイスラム勢力と 最後まで勇敢に戦った人たちだ。
  
 朝早く、荷物を積め、大きなリュックを背負い、バス乗り場へと足を運ぶ。
 太陽の光は 容赦なく照りつけ、砂漠を灼熱の熱さが覆っている。
 ビカネール行きのバスを見つけ、行き先を再度、確かめると 「そうだ」と応える。
 荷物をバスの屋根の荷台に載せろというので、鉄製のはしごを掴み、上ろうとすると、
 鉄製のはしごは 太陽に照らされて もう熱くなっており、あまりの熱さに掴むことは
 出来ない。
 それを見て、所掌が笑ったので、この砂漠の気候の中で、熱くなっていた脳みそには
 怒りがたぎってきた。

 バスに乗り込み、座る場所を確保する。
 バスは 砂漠の荒地の中を走り出していく。
 正午が近づいてくると、バスの中は 熱気に包まれてくる。
 バスの窓は、閉め切りだ。
 窓を開けると熱風が入り込み、余計に車内の温度を上げてしまう。
 ひたすら 耐えるだけだ。感覚はすっかり、麻痺してしまっている。
 何も考えない、何も感じない、そんな世界に自分を追い込んでいく。

 ビカネールまで 何を飲み、何を食べたか、今では思い出すことも出来ない。
 こんな暑さに慣れていない日本人にとっては 全くの限界への挑戦だ。
 体感温度は、45度を超えていたに違いない。
 サウナの中に 4,5時間 いたようなものだ。

 バスは小さな町や村で停車しては、人を降ろし、又乗せていく。
 砂漠の民族服に身を固めた女たち、ターバンをかぶりドーティを身につけた
 たくましい砂漠の男たちが、バスの中にも、バスの外にもあふれている。

 そんな光景を ぼんやりとした感覚を失った視覚が追いかけていく。
 まるで悪夢の中の世界である。
 夕方近くなり、バスは 砂漠の王国ビカネールに到着した。


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インドの刺繍布 | 20:05:04 | Trackback(0) | Comments(0)
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