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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

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東京から タイの行方‐2
 のんびりと展示会の準備をしようと思っていると、日本でもアジアの国々でも
 様々の事件が起こり、落ち着かない日々を送っている。

 世界金融危機、元厚生次官殺害事件、インド・ムンベイでのテロ、タイ・バンコクの
 スワンナブーム国際空港封鎖と 聞き流すことの出来ない事件ばかりである。

 特に生活の場所をタイのバンコクに置いている自分にとっては、
 スワンナブーム国際空港封鎖は 人事のようには思えない。
 長らく続いている首相官邸占拠は 別段、バンコクに住む外国人や旅行者にとっては
 世間で騒いでいるほど影響を及ぼすものではなかったが、今回の空港封鎖は予想外の
 出来事である。
 ソムチャイ首相がペルーでのAPEC首脳会議からの帰国に向けてのデモぐらいに
 考えていたのであるが、こんなに何日も渡って空港を封鎖するとは 
 予測も出来なかった。

 少なくともタイという国は 国内事情がどうであれ、外国人には便宜を図るというのが
 タイ人の間での暗黙の了解であると思っていたのであるが、この期待が見事にはずれて
 しまった。
 今まで何度もバンコクではクーデターがあったが、
 現場以外であれば、さほど外国人の生活にとっては、支障はなかったのである。
 国際的な非難、国際的な評価を落とすような過激に行動に対しては、
 タイ人特有の何らかのバランスが働き、上手くことを収めてきたのが、
 今までのタイであった。

 それが2006年9月の軍によるクーデター以後、
 おかしな様相を現すようになってきている。
 どうも『マイ ペン ライ』の国ではなくなっているようだ。
 連合(PAD)を支える旧支配層は、外国に亡命している元タクシン首相に対して
 必要以上に警戒し、脅威を感じているようにも思える。
 2百年以上 綿々と続いてきた王族、貴族、軍・警察、バンコクの潮州系の中国系
 タイ人の財閥がタイの利権維持を確実なものにしようとする意図が感じられる。
 タイ国民の国王に対する敬愛は、本当の姿であるし、即位以来 国王も骨身を削って、
 国民のことだけを考えて邁進してきたのも事実である。
 その国王も今年の12月5日で81歳を迎える。
 健康状態も 以前ほどよくないようで、表にはあまり顔を出すことも少なくなっている。
 国王が存命中であれば、今のタイもある程度 王室の維持も出来るが、その後のことは
 わからないというのが 今のタイの現実である。

 真剣に王室の安定的な存続を考えている人々もいるが、王室の権威を利用して、
 利権をあさる人間たちもいることは確かである。
 そうした人々は王室に対する不敬罪をあげつらい、脅しの武器にしているのも
 確かな事実である。
 そうした態度が 王室の安定的な存続にどんな悪影響を与えているのか
 気がつかない輩なのである。
 
 国王自身が政治的な判断、裁定を行わなくてもいいようなタイ社会であれば問題は
 ないのであるが、タイの政治はあまりに未熟で、利権に振り回されている場所である。
 それはタクシン派の政治家であろうが、反タクシン派の政治家であろうが同じである。

 連合(PAD)の中心的指導者のチャムロン元バンコク都知事などは、現国王に対する
 忠誠心から、王室の安定的な存続を考えて 今の運動を進めてきたのであろうが、
 それが逆に国を分裂させる結果になってしまっている。
 旧支配勢力に利用されるという形になり、憲法裁判で選挙違反による有罪判決から
 今の政権が崩壊したとしても大きなしこりを残し、国の分裂は解決することにならない。


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タイ事情 | 09:16:47 | Trackback(0) | Comments(2)
コメント
昭和初期の日本のような状況ですね。
このままいくと、大変なことが起こるかもしれません。
2008-11-30 日 12:00:12 | URL | 西森憲司 [編集]
連合(PAD)は憲法裁判所の有罪判決を待っているのでしょうが、
地方農民の貧困を解決するという視点を持たず、
バンコク中心の政治の復活ばかりを考えているようです。

タクシン元首相以上のカリスマ的な人間が出てこないと、
二つの派の融和はありませんね。
しかし、彼のように金権体質の人も困ります。

今の国王以後のタイの政治的な混乱は 避けられませんね。
日当で雇われている人間を除けば、国民はうんざりしていると
思いますよ。
2008-11-30 日 12:14:14 | URL | ひかるの [編集]
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