FC2ブログ
 
■プロフィール

ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

■最近の記事

■Automatic translation WEB site
■最近のコメント
■最近のトラックバック
■月別アーカイブ
■カテゴリー

■FC2カウンター

■あしとも

■ブログ内検索

■RSSフィード
■リンク
■ブロとも申請フォーム
東京から バンコク 非常事態宣言 発令!
バンコク 非常事態宣言 発令 1
  連合指導者 チャムロン元バンコク知事

東京から バンコク 非常事態宣言 発令 2
  1991年のスチンダ政権倒閣運動の際の国王の仲裁の写真

東京から バンコク 非常事態宣言 発令 3
  連合の指導者の一人のソンティ氏

東京から バンコク 非常事態宣言 発令 4
  現首相 ソムチャイ氏


 ― ソムチャーイ首相は27日21:00から放送された特別放送の中で民主主義市民連合に
   占拠されているドーン・ムァン空港及びスワンナプーム国際空港に対して
   非常事態宣言を発令した。―

 非常事態宣言が発令されたが どれだけの実行力を持つのか、明確ではない。
 非常事態宣言により、両空港では5人以上の集会が禁止になり、報道規制が敷かれるわけ 
 であるが、王室、軍の支持を得ていると考えている連合(PAD)に対して、どれだけ
 実効性を持つのか定かではない。

 選挙で選ばれた政権でありながら、軍に対して 統帥権を持たないところにタイの
 政治の混迷があり、国民のための政治が進展していかない原因になっている。
 タイにやってきている外国人に対しても、すぐさま対応できない原因は、現政権に
 あるのではなく、政府の要請に対して、動かない治安組織に責任がある。
 日本でも問題になったように 軍(自衛隊)に対して、文民統制が働かなければ、
 国の混乱の解決に どう対処すればいいというのだろう。
 自分の国のことだから、外国人は関係ないというのなら、鎖国でもすればいいのである。
 こういうことに対して、タイの良識ある市民は どう考えているのか、聞きたいものだ。

 バンコクの中でも少数派であるPADの暴挙が許されるところに、タイの支配構造の
 実態が露呈されているのである。
 1千万人の人口を持つバンコクでも PADのやり方に対して支持を表明する市民は、
 10%にも満たないだろう。
 バンコクの特権階級対大多数の地方の新興勢力という構図があり、バンコクにおいても
 20年前と違って、旧バンコク市民は 少数派であり、大半は地方出身者によって
 占められているが、地方出身者は生活することが精一杯で、政治にかかわる暇など
 ないのである。
 出稼ぎ労働者で仕事にあぶれていれば、政治的な心情とは別に 日当5百バーツで
 PADのデモ隊に参加するのである。
 空港に座り込んでいる人間の顔つきを見ても、そうした人たちが多いことあることが
 窺われる。
 何か起こったときには すぐさま逃げてほしいものである。

 多量の武器を後ろ盾に力を鼓舞する軍、旧支配階級と国の利権を分け合ってきた
 軍の国際感覚の無さ、国の未来を見通すこと展望の無さ、こうした無能さが 
 傍観という姿勢につながっているのである。
 なすべきことが何かわからないようでは、この国の将来も危ないことになるだろう。

 連合(PAD)の指導者の顔であるチャムロン元バンコク知事も 1991年の
 スチンダ軍事政権に対する倒閣運動で50万人の市民を集めたが、
 今回の反タクシン政権倒閣運動では、5万人の市民を集めることも難しいものと
 なっている。
 時代錯誤的な行動によって そのカリスマ性に陰りが見えてきている。

 軍が今後どう動くのか、国王がどういう判断を下すのか、それによって
 この国の今後の行方がはっきりしてくるだろう。
 タイの政治の賢明さはその柔軟性にあったが、連合(PAD)がそうした柔軟性を
 持っているとは思えない。


++ブログランキングへの協力をお願いします。++

  ** 忘れないで **
       ↓
日本ブログ村ブログランキングに参加しています。
**面白いと思ったらクリック**
   ブログランキング・にほんブログ村へ

人気ブログランキングに参加しています。
**面白いと思ったらクリック**
  人気ブログランキングへ





タイ事情 | 15:28:03 | Trackback(0) | Comments(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する