■プロフィール

ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

■最近の記事

■Automatic translation WEB site
■最近のコメント
■最近のトラックバック
■月別アーカイブ
■カテゴリー

■FC2カウンター

■あしとも

■ブログ内検索

■RSSフィード
■リンク
■ブロとも申請フォーム
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
インドの布 ラジャスタン 刺繍布‐2
インドの布 ラジャスタン 刺繍布‐2 1

インドの布 ラジャスタン 刺繍布‐2 2

インドの布 ラジャスタン 刺繍布‐2 3
幅 64cm x 長さ 72

 何のための刺繍布かはわからないけれど、
 ラジャスタン刺繍の技法のエッセンスが
 施されている布である。
 刺繍の技術の素晴らしさが丁寧な仕事から読み取れる。
 布も手染め手織りの布である。


 メリタの町では年に何回かお祭りもあるようだったが、
 その祭りがなければ、何も見るべきものはない。
 めりたメリタの町を逃げ出すように
 
 再び、ナゴールへ向かって、バスに乗り込み、旅を続ける。
 ナゴールの町は、メリタに比べると、活気にあふれていた。
 メリタの町では、ひどい巡礼宿だったので、ホテルを探した。
 巡礼宿の部屋より良ければいいとぐらいの気持ちだったので、
 部屋はすぐに見つかった。こざっぱりもしていたし、浴室もついていた。
 ここでも、水はしょっぱかった。
 日増しに暑さは増していくばかりだった。

 街の中を散策していると、一人のインド人が話しかけてきた。
 どうも私のことをネパール人と思ったらしかった。
 外国人などやってくる街ではないのだから、モンゴリアンの顔をしていれば
 ネパール人だと思うのも当然だった。
 話を聞くと、以前ネパールで商売をしていたという若いマルワリ商人で、
 今は故郷のこの町で商売をしていると言う。
 ネパールが懐かしくなり、声を掛けてきたのだろう。
 ネパール語で会話を進めていくうちに夕食に招待してくれることになった。
 時間と待ち合わせ場所を決め、宿に帰った。

 宿に帰り、一休みをしようと思い、窓を開けて、外を見ると、
 なんと窓の下の道に 暑さのために死んだのか、1頭の牛の死骸があるではないか。
 そのうち片付けるだろうと思い、一休みをした。

 夕方、約束の場所にいくと、彼が待っていた。
 彼の家に行くと、夕食が用意されていた。
 マルワリ商人の食事であるから、当然、完全菜食主義者である。
 その時に口にした水が、真水なのである。
 塩気を含んだ水にうんざりしていた舌には、なんと新鮮な味わいであったことか。
 話を聞くと、雨季の際の雨水を溜めたものだと言う。
 1杯の水がこんな感動を与えてくれるとは、今まではなかったことである。
 この若いマルワリ商人の細やかな心遣いには深く感謝をした。
 あの水に対する感動は、今も、深く心に刻まれている。

 宿に帰ると、窓の外の牛の死骸は置かれたままである。
 夜になっても、涼しくならないナゴールの夜だった。


++ブログランキングへの協力をお願いします。++

  ** 忘れないで **
       ↓
日本ブログ村ブログランキングに参加しています。
**面白いと思ったらクリック**
   ブログランキング・にほんブログ村へ

人気ブログランキングに参加しています。
**面白いと思ったらクリック**
  人気ブログランキングへ

 

インドの刺繍布 | 12:27:54 | Trackback(0) | Comments(2)
コメント
今日は。
展示会の準備でお忙しいことと思います。
展示会の成功を祈っています。
私もバンコック郊外で雨水を飲んだことがあります。ミネラルウォーター
とは違った、甘みのあるような柔らかい水に感動したことがあります。
雨水があんなに美味しいと思ったことはありませんでした。
会社の現場の責任者の家に招待されて行った時の初めての経験でした。
2008-11-20 木 14:09:05 | URL | machan [編集]
ミネラルウォーターが まだなかった時代には 空からの水だよって
いいながら、駅で水を売っていたという話を 耳にしたことがあります。

東北タイでは水は貴重で、屋根に樋をめぐらし、いくつもある大きなかめに雨水をため、それを乾季には使っていたようです。

溜池もあり、それは洗濯などの生活用水として使っていました。

日本のように水の豊富な国では 水のありがたさに対する気持ちが
薄れるのかもしれません。
2008-11-20 木 14:32:44 | URL | ひかるの [編集]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。