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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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懐かしい風景‐07 ネパールの中のインド
懐かしい風景‐07 ネパールの中のインド 1

懐かしい風景‐07 ネパールの中のインド 2

懐かしい風景‐07 ネパールの中のインド 3

 私の住んでいるバグマティ川の川沿いには 多くのインド系の人たちが住んでいる。
 ネパールの南の平原地帯は インドと国境を接している。
 昔、イギリスの東インド会社、イギリス政府はネパールでタライ地方と呼ばれる
 この平原地帯を領土にしていた。
 ネパールとイギリスの戦争終結の和平条約締結の際、ネパールの領土であったこの地方を
 イギリスは獲得し、イギリスはその見返りにネパールに多額のお金を支払っていたが、
 後にその支払いを停止するにあたって、タライ地方をネパールに返還することにしたのである。

 この地方に住んでいたインド人たちは 国境の新しい線引きによって、
 ひとつの村、町が分断され インドとネパールに分かれてしまう結果になるのである。
 今から150年ほど前のことだから、その頃は国境といっても その行き来は
 自由なものであった事から、別に生活に支障はなかったのだろう。
 住民票、国籍も今ほど整備もされていなかったにし、
 気にもかけない時代だったに違いない。

 そんな地方のネパール側、インド側から多くのインド人、インド系ネパール人が、
 仕事を求めてカトマンズにやってくる。
 顔つきだけ見ていれば、インド人なのか、インド系ネパール人なのか 判断はつかない。
 郷里を訊けば、やっとインド系ネパール人か、インド人なのかがわかるといった具合だ。
 
 彼らの多くは 野菜、果物の行商、インド風な食べ物を売ることで
 生計を立てていることが多い。
 私の住んでいる地域の近くには 果物、野菜の卸売りの市場があることから、
 野菜、果物の行商をする人たちが 仲間と一緒に間借りをしながら住み着いている。
 朝早くから夕方遅くまで 通りをこれらの人々が行き来しているのをよく見かける。
 皆 タフで 雨の日も風の日も 朝から晩までよく働く。
 村に仕送りして 家族を支えているのである。
 売り上げが多くなって、生活が安定してくれば、田舎にいる妻子を呼び寄せることも
 あるようだ。

 1年前に会った果物売りの親子も 決まった売り場所を見つけ、
 そこを通るといつも顔を合わせる。
 短かった頭髪もすっかり伸びて、最初のうちはわからなかった。
 父親を手伝いながら、頑張っている。
 1年前に私が写真を撮ったことなど忘れているのだろうか。

 家のすぐ近くの通りの隅っこに座り込んで靴の修理をするひと、
 一緒に話し込んでいるのは 荷車にパパイヤを載せて売り歩く新顔だ。
 インド・ネパール国境あたりから、兄を頼ってカトマンズに出てきたらしく、
 彼の兄は修理関係の仕事をしていると言う。
 その近くでは、パニ・プーリと呼ばれるインド風お菓子、
 酸っぱいたれにつけて食べるネパール人も好むお菓子が売られている。
 その車の形は いかにもインド風だ。
 どれもこれも 昔から変わらないインド式の路上の商いの形である。

 20年以上前にインドのニューデリーのパハールガンジ メインバザールの安宿に
 滞在していた頃に 見かけた光景と同じである。
 インド人はどこにいてもインド人である。


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懐かしい風景 | 22:19:57 | Trackback(0) | Comments(2)
コメント
一つの村や町が分断された。そんなことがあったんですね。
しかし、かってのベルリンの壁のように厳しい分断ではなかったようですね。
権力者の勝手な線引きも、庶民の生活にはあまり影響がなかったということでしょうか。
2008-11-08 土 09:31:32 | URL | 桃源児 [編集]
インドとネパールは ヴィザなしで ネパール人やインド人は行き来できます。
ただ、インド・ネパール国境のタライ地方に住むインド系住民は
国籍がインドなのかネパールなのか はっきりしません。
そのために ネパール側に住むインド系住民には 市民権が与えられず、住民票もなく、選挙権もない有様でした。

そのために今年の制憲議会選挙では 急いで市民権を与えましたが、
それが昔からタライ地方に住んでいるインド系ネパール人なのか、
インド人なのかで 混乱したようです。

現在は ここから出てきた政党、政治団体が自治を要求し、
背パールの政治に混乱をもたらしているようです。
2008-11-08 土 12:22:06 | URL | ひかるの [編集]
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