■プロフィール

ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

■最近の記事

■Automatic translation WEB site
■最近のコメント
■最近のトラックバック
■月別アーカイブ
■カテゴリー

■FC2カウンター

■あしとも

■ブログ内検索

■RSSフィード
■リンク
■ブロとも申請フォーム
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
バンコク カトマンズぼけから抜け出せない
バンコク カトマンズぼけから抜け出せない 1

バンコク カトマンズぼけから抜け出せない 2

バンコク カトマンズぼけから抜け出せない 3

バンコク カトマンズぼけから抜け出せない 4

バンコク カトマンズぼけから抜け出せない 5

バンコク カトマンズぼけから抜け出せない 6

 バンコクに到着して 3日目になったが、カトマンズの残像が 頭や心の中を
 占領していて、なかなかバンコクの生活に適応できないようだ。
 1ヶ月と言うカトマンズ滞在は 私にとっては短いもので、その短い期間に
 インドラ・ザットラ、ダサインの祭りとあわただしい行事も多く、
 街中を歩き回ることも多かった。
 カトマンズの街中が車や人にあふれ、自転車を使わず、徒歩で歩き回ったせいか、
 カトマンズで精一杯に生きる人々の姿にも触れることが多く、濃厚なカトマンズの
 空間に身を置いていたという気すらしてくる。

 路上でたくましく商いをしながら、生き抜いている人々、五感を思い切り作動させて
 生きている子供たち、今回のカトマンズ滞在は カトマンズの底辺で生きている人々の
 姿に密着してみた。
 そのインパクトが大きすぎて、未だにその影響力から抜けきることが出来ずにいる。

 カトマンズの街が 2千年の歴史を持ち、その文化の蓄積、そこで生きる人々、
 そして神々、そうしたものが 混然としてカオスのような世界を作り上げている。
 政治の形態がどう変化しようとも、簡単には影響を受けない世界だ。

 街でありながら、村的な世界も併せ持っている不思議な町である。
 カトマンズの先住民族 ネワール族の住む地域に行くと、何百年も前から
 続いてきた共同体のシステムが未だに残っている。
 カトマンズをネワール族から奪い取ったゴルカからの征服者 ゴルカ王朝の歴代の
 王たちもこのネワール族の強固な共同体を打ち壊すことは出来なかった。

 そんなカトマンズの街に 水道も電気もない村から 怒涛のような勢いで村人たちが
 カトマンズの街の中に 村の生活を持ち込んでくる。
 今、カトマンズの街のダイナミズムは エネルギーにあふれている。
 芋を洗うような人、人、人のカトマンズだ。
 街も川も大気も ゴミと人の排出物であふれ、狭いカトマンズ盆地は 
 人でどんどん膨れ上がっている。
 どうもその毒気にやられてしまったようだ。

 人間がその生地のままで生きているカトマンズからやってくると、
 バンコクの魅力も半減してしまう。
 日本が人間のダイナミズムを失ってきたように、バンコクも同じような経過を
 辿っている。
 人間の生の顔が見えなくなってきているのである。
 バンコクという街は もともと強固な共同体のないばらばらの世界だ。
 あえて共同体があるというなら、中国人社会とイスラム教徒集落、キリスト教徒集落
 くらいのものである。

 1932年の立憲革命までは バンコクは 王族と中国人、官僚たち、軍人、
 ラオス、カンボジア、パッタニー王国の戦争捕虜たちの住む街だった。
 立憲革命以後 人々の村からの移動の自由が許され、多くの人々がバンコクに
 入り込んでくるようになる。
 人々はてんでばらばらに入り込んでくるから、共同体など成り立ちようはない。
 それだけ、バンコクの人間関係は希薄なものだといえる。

 そういう社会にカトマンズからやってくると、何か物足りないのである。
 文化の持つ深みのようなものに欠けているそんな風にも感じられてしまう。
 カトマンズの2千年、バンコクの2百年、その歴史の重さの違いは大きい。
 その中で養われた人間関係は 濃厚で魅力的であり、興味は尽きない。


++ブログランキングへの協力をお願いします。++

  ** 忘れないで **
       ↓
日本ブログ村ブログランキングに参加しています。
**面白いと思ったらクリック**
   ブログランキング・にほんブログ村へ

人気ブログランキングに参加しています。
**面白いと思ったらクリック**
  人気ブログランキングへ


徒然なるままに | 18:19:55 | Trackback(0) | Comments(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。