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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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カトマンズ もう1つのスラム
カトマンズ もう1つのスラム 1

カトマンズ もう1つのスラム 2

カトマンズ もう1つのスラム 3

カトマンズ もう1つのスラム 4

カトマンズ もう1つのスラム 5

カトマンズ もう1つのスラム 6

カトマンズ もう1つのスラム 7

カトマンズ もう1つのスラム 8

 カトマンズのバグマティ川の辺には ビニールと竹で作ったバラックの建ち並ぶ
 スラムが2ヶ所ある。
 1つは カトマンズとパタンに架かるバグマティ橋のたもとに広がるスラムと
 もう1つは もっと下流のバルクー近くにあるカトマンズで最も大きなスラムである。
 世帯数は 400世帯以上だろう。
 1年前のダサインの祭りの時には もう出来上がっていたから、1年半以上も前から
 人々は住みつき始めたのだろう。
 
 スラムの中は、やっと雨漏りが防げる程度のもので、8ヶ月前に訪れた時から
 ほとんど同じ姿のままである。
 狭い通路が 迷路のように錯綜していて、行き交うことも難しいくらいだ。
 電気もなければ、水道もないという最悪の環境だ。

 8ヶ月前にここを訪れたときに このスラムの中に教会を造るという女性二人に
 出会った。
 彼女たちの試みがどうなったのか、確かめてみたくて再び訪れてみたのである。
 どの通路から入れば、その当事 作りかけだった小屋に到るのか、わからず、
 スラムの中を歩き回って、やっとそれらしきものに出会った。

 二つの小屋のうち一つは 学校になっているが、教会もかねているのだろうか、
 入り口の粗末な扉には 十字架のマークが取り付けられている。
 中には長い机と椅子が並び、一応 学校の体裁を整えてはいるが、これが学校かと
 思わせるような貧弱なものだ。
 スラムの住民でお金を出し合って、作ったというが キリスト教団体からの援助の手は
 なかったのだろうか。
 このスラムには 多くのキリスト教改宗者がいるというのに。

 何かにつけて、華々しく日本で宣伝しているNGOなどは こうしたカトマンズの
 スラムの状況には 無関心なのだろうか。
 村での学校づくりと暇があれば、寄付を募っている日本のNGO団体であるが、
 カトマンズのスラムに目を向けないというのも不思議なことである。
 自助自立のための援助プログラムがあってもいいと思うが、
 そうした動きも感じられない。
 きれいごとの好きな日本のNGOばかりだから、こんなところには入ってこないの
 だろう。
 道造り、橋造りといった見栄えのいい援助ばかりの経済大国日本も 
 こんなところには眼を向けない。

 前回会った二人の女性は このスラムには住んでいないようだ。
 スラムの外のネパールのキリスト教団体から派遣されてきているようだ。

 バグマティ橋のたもとに広がるスラムは 明るい印象があり、日々変化していると
 いった様子が感じられるが、ここは変化もあまり見られず、変わったことといえば、
 貧弱な学校が出来たきりで、スラム住民の生活の向上は見られず、ビニール張りの
 バラックもそのままの姿である。
 身につまされる思いである。

 スラムから表通りに出ると、ほっとする。
 スラムの子供たちの遊び場は この表通りである。
 大人たちは生活の重さに打ちひしがれていても、子供たちは元気一杯で遊んでいる。
 昨年のダサインのときは ダサイン名物のブランコ ピンも用意されていたが、
 竹を組合しただけで ブランコはなかった。
 今年は、竹すらも用意されていない。
 ダサインの祭りからは 程遠いスラムの姿である。


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カトマンズ バグマティ川の辺にて | 10:19:07 | Trackback(0) | Comments(2)
コメント
ひかるのさん、

政治の状況も、このスラムの状態もよく理解できました。

地に足をつけて丁寧に見て、話し合って、いろいろな角度からレポートを書いて下さいますので、現地の生活が隅々まで理解できます。
観光客の旅行記とは違いますので、大変興味深く読んでいます。
有難う御座いました。
敬具、藤山杜人
2008-10-14 火 12:29:24 | URL | 藤山杜人 [編集]
藤山様

フィリピン、タイ、インドと スラムは 発展途上国の都市の大きな問題ですが、その問題が カトマンズでも生じてきています。
貧乏人には 眼を向けない政府ですから、今は見てみぬ振りをしています。

ネパールでは貧しい人たちの山村での生活は、スラムでの生活と
似たりよったりですから、自然環境の違いを除けば、あまり違いはないのかもしれませんが、密集した住居、衛生面では劣悪と言っていいでしょう。
どんな環境の中でも生きていく人間のたくましさはあります。
タイやフィリピンのように 薬物中毒になっている人がいないだけでも
まだ健康的な人々です。

                             ひかるの
2008-10-14 火 13:49:04 | URL | ひかるの [編集]
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