■プロフィール

ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

■最近の記事

■Automatic translation WEB site
■最近のコメント
■最近のトラックバック
■月別アーカイブ
■カテゴリー

■FC2カウンター

■あしとも

■ブログ内検索

■RSSフィード
■リンク
■ブロとも申請フォーム
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
アジアの街角 1枚の写真から‐37 粗食
アジアの街角 1枚の写真から‐37 粗食

 カトマンズの市場に出かけると、必ず眼にするものは、大小様々の豆類だ。
 大豆、小豆、空豆、インゲン豆、えんどう豆と数え上げれば、きりがない。
 それとともにダールと呼ばれている穀類もある。
 これら豆類は、ネパール人がたんぱく質として摂取する重要なものだ。

 ネパールの食の形は、ダール・バート・タルカリ、ダールと呼ばれる豆汁、バートと
 呼ばれるご飯、そしてタルカリと呼ばれる野菜カレー、それに、トマト味、香辛料味の
 少し酸っぱいピクルスのようなものがつく、それが一般的である。
 肉や魚は、肉カレー、魚カレーにして食べるが、たまに食べる程度で、
 毎日というわけにはいかない。

 カトマンズ盆地のネワール族は、他の民族に比べると、肉を食べることが多いが、
 行事の多い彼らは、そのご馳走として水牛肉の料理を食べる。
 しかし、毎日というわけではない。
 大抵は、肉なしのダール・バート・タルカリであることが多い。

 カトマンズ盆地から離れれば、このダール・バート・タルカリなど食べず、
 ディローと呼ばれる、とうもろこしの粉、ヒコクビエの粉をお湯で溶いたものが
 主食で、米など贅沢品であることになる。

 ヤギ、鶏、アヒルなどは飼ってはいても、自分たちの口に入れるものではなく、
 換金のためのものだ。
 これらの家畜を売って、砂糖、塩、香辛料、油、服、薬などを買うお金を
 手にするのである。

 肉などのご馳走を口にするのは、ネパール最大の祭りダサインのときぐらいのものだ。
 確かにネパール人も肉は好きだが、彼らは彼らの環境の中で、適応して生活している
 のである。
 別にそれで飢えて死ぬわけではない。

 自分の小さいときのことを思い出してみても、肉などいつも食べるものではなく、
 ご馳走など 正月に食べていたくらいで、ネパールとあまり変わりはなかったのかも
 知れない。
 たんぱく質など豆腐や豆類で取っていた。

 そんなネパールから、日本に帰ってくるたびに、日本人の食べ物に対する関心、
 執着が年々、強くなっていることだ。
 テレビをつければ、これでもかというほどの料理番組、グルメ番組、食べ物を
 ゲームにして遊んでいる番組、日本人の食べ物に対する良識は、
 どこに行ってしまったのかと疑いを持ってしまう。
 これらの番組を眼にするたびに、食べていない自分たちの方がおかしいのかと
 思えてしまうほどである。
 アフリカの飢餓を放送している同じテレビ局が、飽食番組・グルメ番組を飽きもせず、
 毎日のように放送している。
 万事が万事、こんな調子だ。

 今日一日、どうにか食べることが出来たことを有難がるという謙虚さは、
 もうこの国では失われてしまっている。
 これでは、世界を襲っている飢餓など想像する想像力など、
 期待する方が無理なのだろう。
 食べ物を粗末にしてはならないよという言葉は 誰の口からでてくるのだろう。


++ブログランキングへの協力をお願いします。++

  ** 忘れないで **
       ↓
日本ブログ村ブログランキングに参加しています。
**面白いと思ったらクリック**
   ブログランキング・にほんブログ村へ

人気ブログランキングに参加しています。
**面白いと思ったらクリック**
  人気ブログランキングへ




アジアの街角 1枚の写真から | 01:26:13 | Trackback(0) | Comments(2)
コメント
ひかるのさん、

実は小生も日本のテレビの食べ物を遊びにした番組を憎んでいます。
大食い競争も見ていられずチャンネルをすぐ変えます。
醜悪な番組ですね。食べ物を粗末にする日本人は将来必ず食べ物で死ぬ思いをするのだ!と心の中で呪っています。
この後の河原の学校の記事も良かったですね。
政府が毛沢東思想の信奉者なのでしょうか?困ったことになるような気がして心配です。すこし政治的な情報は送れないのでしょうか?
下手すると強制送還になるでしょうから無理しないで下さい。
敬具、藤山杜人
2008-10-09 木 13:44:35 | URL | 藤山杜人 [編集]
藤山様

日本に帰るたびに 日本人の食べ物に対する執着ぶり、
それをあおるようなテレビ番組にはうんざりしています。
お金をかけなくても心のこもった家庭料理は どこの国でも美味しいはずなのに そのことを忘れているようにも思います。

ネパールの政治状況ですが、もう1つのブログの方で扱っています。
カトマンズ・バンコク慕情~アジアの旅の徒然に
http://blogs.yahoo.co.jp/hikaruno_season

240年間に渡る王制は廃止になりましたが
バウン族(ヒンズー教の高カーストである僧侶階級)とチェットリ族
(武士階級)の支配構造は変わっていません。

ここが変わっていかないと ネパールの政治は変わって生きません。

                 ひかるの
2008-10-09 木 15:07:56 | URL | ひかるの [編集]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。