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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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アジアの街角 1枚の写真から‐33 木造住宅
アジアの街角 1枚の写真から‐33 木造住宅

 バンコクの繁華街、シーロム道路とスリウォング道路に囲まれた界隈を当てもなく
 歩き回っていると、時代に取り残されたかのよう建っている木造住宅に出会うことが
 ある。
 そんな木造住宅を見ると、古いアジアを見つけたような気持ちになり、
 懐かしい気持ちになる。
 4,50年前のバンコクの木造住宅の姿から、同じ時代の日本の木造住宅が
 思い起こさせるせいもあるのだろう。

 蒸し暑いバンコクでは、こうした木造の家屋に蒸し暑さから逃れるための知恵が
 工夫されている。
 今時のセメントのブロックを使った家は、壁にも暑さがこもり、夜になっても
 家の中は、涼しくはならない。
 それは 日本でも同じだろう。
 エアコンなしでは、耐えられない生活になってしまっている。

 それぞれの国の天候や環境にあった家造りは、人々の知恵が凝縮されている。
 カトマンズでは、昔は レンガと木と土を使って、家が建てられていた。
 木と土が断熱材の役割を果たし、冬でも温かく寒さを防ぐことが出来たが、
 今は 土がセメントに変わり、暖房設備なしには冬は堪えられないものに変わって
 しまっている。

 快適な生活のために自然素材を生かすのではなく、文明の利器を使うことによって
 快適な生活を保障するというのが、今のやり方である。
 電気、ガス、石油なしには 成り立たない生活だ。
 都市に人口が集中すれば、土地不足から、高層住宅が建ち並ぶ。
 そして、それに見合ったモダンライフを人々は求めていく。

 今バンコクで、こうした木造住宅に住んでいるのは、間借りの人たちだ。
 家主は、とっくに郊外に今風のモダン住宅を建て、移り住んでいる。
 収入の少ない間借り人からすれば、こうした木造住宅であれば、扇風機だけで
 涼を得ることも出来る。1階には炊事場もある。
 余計なお金を使う必要もない。

 地球に優しい環境造りということが話題に上ることが多い昨今である。
 省エネ、エコーもブームである。
 それを実践していくなら、昔ながらの生活の知恵、特に環境に対する家造りの知恵と
 今ある知恵なり文明を組み合わせることも必要だ。

 どこまで便利さと快適さを求めるのか、それが何によって支えられているのか、
 一考することも必要だろう。
 便利さと快適さを求めれば、それに見合った財力も必要になり、
 ひたすら働き続けることになる。
 便利さと快適さを求めるあまり、生活するための本当の知恵は
 失われていっているようにも思える。
 少し、生活環境が一変すれば、すぐさま不適応を起こすのが、
 今の日本の人々なのではという気もしてくる。


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アジアの街角 1枚の写真から | 01:52:24 | Trackback(0) | Comments(0)
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