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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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バンコク 運河の辺の街(03) 二人の老人
運河の辺の街(2) 二人の老人 1

運河の辺の街(2) 二人の老人 2

運河の辺の街(2) 二人の老人 3

運河の辺の街(2) 二人の老人 4

 朝から夕方までの時間は、この運河沿いの町も老人と女ばかりである。
 子供たちや若者たちは学校に出かけてしまっている。
 日曜日の活気も消え去り、街の中はひっそりしている。
 路地の中を行きかう人の姿も少ない。
 平穏なひと時である。

 路地の中へ入っていく入り口近くに、木造の古ぼけた家がある。
 開けっ放しの家の中に一人の年老いた男が座り込んでいる。
 写真を撮っていいかと訊ねると、笑いながら、構わないと言う。
 ポーズをとろうとするのが、見ていて好ましかった。
 家の中は、雑然としているが、生活のにおいが漂っているのは、
 人間の生活を感じさせてくれて、ほっとするものがある。
 もう彼の家族は、この場所に百年近く住みついている、家もその当時のもの、
 昔はこの地域は森だったと言う。
 彼はイスラム教徒、この集落の大半はイスラム教徒だと彼は言う。
 彼の家の先には、モスクもある。

 だからなのだ。近くに住み始めてから、朝夕にイスラムの祈りの声が響く。
 いつも、どこから聞こえてくるのか、不思議に思っていたのだ。
 モスクから聞こえてくるイスラムの祈りの声だったのだ。
 古い一時代前の風貌を残す老人 ここにも、昔ながらのバンコクが残っていた。

 この街は、イスラム教徒ばかりかといえば、そうでもない。僅かながらも仏教徒もいる。
 隣の路地に入り込んでみると、年老いた女が洗濯物を乾している。
 洗濯は彼女の生業のようだ。
 この仕事で、生活を支えているとは思えないが、日々の生活の足しにはなるのだろう。
 この場所に住むようになって20年、コラート(ナコンラッチャシマ)から
 移り住んできたと言う。
 東北タイの玄関口に当たる大きな町である。
 私が、パックチョンに住んだことはあると言うと、今、実家はパックチョンにあると言う。
 急に心を許してくれたように、パックチョンにいる妹のこと、親戚のことを話し始める。

 運河のそばの古ぼけた街に住む老人たちには、昔のバンコクの名残が残っている。
 おおっぴらで、開けっ放しのおおらかな心が。
 それはバンコク庶民の心である。


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バンコク 運河の辺の街 | 10:05:48 | Trackback(0) | Comments(0)
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