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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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カトマンズ 川辺のシバ寺院‐7 寺院の近く住む人々
寺院の近く住む人々 1

寺院の近く住む人々 2

寺院の近く住む人々 3

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寺院の近く住む人々 6

寺院の近く住む人々 7

寺院の近く住む人々 8

寺院の近く住む人々 9

寺院の近く住む人々 10


 ネパールの大半の寺院は、その周辺に土地を持っている。
 その土地に建物を建て、寺院に関わりのある人々に住処を与えるためのものだ。
 ヒンズー教寺院、仏教寺院においても同じである。
 カトマンズ盆地の中の仏教寺院の大半は、ネワール族が管理しており、いくつかの寺院は 
 多くの土地を持っていて、その土地を有効に利用して、寺院の管理・維持のための
 費用を算出している場合もある。
 ネパールの仏教寺院の維持・管理の費用のための国からの援助はない。

 一方、ヒンズー教寺院などの場合は、国からの援助はあるが、寺を支えていくための
 ヒンズー教信者の組織などなく、喜捨も期待できない場合が多い。

 このバグマティ川の岸辺の寺院なども、寺院そのものはある程度、修復されたりして
 維持できているようだが、寺院の周りは荒れ放題だ。
 寺院を囲む寺の建物、昔は寺院の祭事を司るヒンズー教のプザーリ(僧侶)、寺の管理、
 清掃に従事するものも住んでいたようだが、その建物がすっかり荒れ果てている。

 バグマティ川の岸辺の寺院の多くは、ゴルカ王朝の初期そして、その後のラナ家独裁制の
 初期の王族によって建てられたものだが、それらの王族・マハラジャの権力が、
 政権争いの中で衰退すれば、どこからも喜捨は得られず、荒れ果てていくことになる。
 240年のゴルカ王朝の歴史の流れが、寺の繁栄にも現れているといえる。
 民衆によって建てられた寺院であれば、存続も出来るだろうが、王族・マハラジャに
 よって建てられた寺は、その王族が繁栄している時代には、民衆たちもこぞって、
 参拝もするだろうが、その王族が落ちぶれてしまえば、見向きもしなくなることも
 あるのだ。
 そこに本物の信仰か、あてがいぶちの信仰かの違いがある。

 今、その荒れ果てた寺院の周りの建物には、カトマンズの外からやって来た
 貧しい人たちが住んでいる。
 別にヒンズー教徒である必要はないようだ。寺の内外の清掃さえしてくれれば、
 別に家賃は必要ないようだ。
 すっかり荒れ果てているから、ただ住める、雨露がしのげる程度の建物である。
 住んでいる人たちは、その日の糧を得るのが精一杯だから、建物の修理など
 出来るはずもない。

 火葬場の近くにある寺院の建物であれば、そこに住み、火葬用の薪を用意したり、
 火葬のためにやってくる人たちに飲み物やお菓子を売る商いも出来るようだ。
 そこに住みついている人たちの多くは、仏教徒のタマン族の人たちだ。
 カトマンズ周辺に住みながら、仏教徒ということで教育の機会も与えられず、
 肉体労働 でしか収入を得られなかった民族だ。
 もう寺の建物に20年以上も住んでいるというのに、
 彼らの生活は豊かになっていかないのも そのためだ。

 彼らの子供たちのほとんどは、費用がかからないという理由で 政府の学校にしか行けない。
 収入の額によって、教育を受ける機会も違ってくる。
 収入が充分にあれば、その程度に合わせて、私立学校を選ぶことが出来る。
 私立学校もピンからキリまである。
 月謝が月7百ルピーのところもあれば、2,3万ルピーというところもある。
 もっとお金があれば、小学生の頃からインドの寄宿舎制の学校に送り出す。
 政府にお金がないのではなく、政府に国民の教育を充実させる意欲が足りないのだ。
 貧しいというのは理由にならない、貧しいということ言い訳にして、貧しさに負けて
 しまう人間がいるだけだ。そして、心まで貧しくなる。


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カトマンズ バグマティ川の辺にて | 16:35:46 | Trackback(0) | Comments(0)
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