■プロフィール

ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

■最近の記事

■Automatic translation WEB site
■最近のコメント
■最近のトラックバック
■月別アーカイブ
■カテゴリー

■FC2カウンター

■あしとも

■ブログ内検索

■RSSフィード
■リンク
■ブロとも申請フォーム
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
ネパール パタン‐16 バハール(バハイ)とは何だろう
バハールとは 何だろう 1

バハールとは 何だろう 2

バハールとは 何だろう 3

バハールとは 何だろう 4

バハールとは 何だろう 5

バハールとは 何だろう 6

バハールとは 何だろう 7

バハールとは 何だろう 8

バハールとは 何だろう 9

バハールとは 何だろう 10


 今日は朝からよく雨が降った。外に出かけるにしても、泥濘は厄介だ。
 昼過ぎてから、雨も小降りになり、晴れ間ものぞいてきたので、パタン方面に
 出かけることにした。
 いくつか、パタンの仏教徒のサッキャ・カーストの人か、バジャチャーレ・カーストの人に
 尋ねたいことがあったのだ。

 パタンには、ビハールとバハールと呼ばれる二つの仏教施設がある。
 ビハールと呼ばれる仏陀の像を収めた寺院はバジャチャーレの管理のもとにあり、
 仏教徒の住んでいる広場の中にある。様々のサッキャ、バジャチャーレの人たちの
 仏教行事は、このビハールを中心にして行われる。

 一方、バハールは、通りに面したところにあり、仏陀を納めているが、
 建物はビハールと違って、三方に小部屋がたくさん並んでいて、昔は僧侶、僧侶見習いが 
 そこで仏教修行でもしていたような造りなのである。
 これらの建物は、サッキャの人たちによって建てられ、ビハールよりも歴史は古い
 らしい。
 たくさんのサッキャ、バジャチャーレの人たちに、このバハールと呼ばれる建物は 
 何に 使われていたのか尋ねても、要領を得なかった。

 そこでバジャチャーレ、サッキャの多く住むバースカール・マハビハールのある広場に
 行って、詳しい話を聞いてみることにした。
 年寄りたちに聞けば、何かわかると思って、60歳過ぎの人間に話を聞いてみたが、
 よく知らないらしい。
 一人のサッキャの中年の男性が、パタンの仏教に詳しいバジャチャーレの人がいると
 言うので、案内してもらい、その家に出かけていった。
 そのバジャチャーレの人といろいろ話すうちに、少し パタンのバハールの姿が見えてきた。


 最近、サッキャ族の人から、ラナ家独裁政治の時代に、カトマンズに住んで、
 仏陀の教えを説いていた多くの僧侶が、ネパールの外へ追放になったという話を聞いた。
 以前から、仏教徒の町、パタンにどうして僧侶の姿が少ないのかと気になっていたのだ。
 パタンの街の中には20近くのバハールがあり、あるものは手入れもされず、朽ちるままに
 任されているらしいし、あるものは、政府の学校として利用されている。
 外国の援助によって、復元されたバハールもある。
 その場所には訪れる人も少なく、信仰の体裁を成していないところが多い。

 しかし、ラナ家独裁政治の時代の前には、この場所が、仏教伝道の場所だったのである。
 サッキャ、バジャチャーレの人たちの住む広場にあるビハールはサッキャ、バジャチャーレの
 人たちのための寺院であるが、このバハールという宗教施設は、カーストには
 こだわらず、誰でもこの場所で僧侶から仏陀の教えを聞くことが出来のだ。
 その生き生きした伝道の場が、失われて百年以上になるが、未だに仏教伝道の場として
 回復もしていないし、復活の兆しすらないのが現状だ。
 ビハールと違って、バハールには サンガ(檀家のようなもの)の組織もなく、
 建物の維持すら難しくなっている。

 古い昔は、すべての仏教徒に開かれていた伝道の場、バハール、この場所が
 復活していかなければ、ネワール族の仏教も衰退していくだろう。
 仏教の教えの場も、学びの場もないというのが、現状だからである。
 人々は 形だけの祭儀、祭事は行うが、仏陀の説いた教えを深く知ろうという姿はない。
 サッキャ、バジャチャーレの人たち、農民カースト マハルザンの人たち、マナンダール、
 タンドゥカール、ウダースの人たちと数多くの仏教徒はいるけれど、
 皆 てんでばらばらで つながりはない。
 今一度、このバハールが、仏教徒たちの寄り合い所としての働きを成してほしいと思う。
 日本では、生きた仏教は失われ、死に掛けているが、このネパールなら、まだ再生の
 機会あると思う。


++ ブログランキングに参加しています。ご協力を! ++

      忘れないで
        ↓
**面白いと思ったらクリック**
  人気ブログランキングへ

**面白いと思ったらクリック**
   ブログランキング・にほんブログ村へ


ネパール パタン | 12:52:31 | Trackback(0) | Comments(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。