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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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ネパールにあるハンディクラフト‐6 ウールセーター
ウールセーター 1

ウールセーター 2

ウールセーター 3

ウールセーター 4

ウールセーター 5

ウールセーター 6

ウールセーター 7

ウールセーター 8

ウールセーター 9

ウールセーター 10


 ネパールのウールの手編みの歴史はそれほど古いものではない。せいぜい30年ぐらい 
 の歴史だろう。
 チベットのウールをインドに運んで商売をしたという歴史は、千年以上の暦嬰を持つだろう。
 チベッタン・カーペットも 中国によるチベット侵入・征服により、難民として
 カトマンズにやってきたチベット人たちが始めたものだ。

 今から20年以上も前には、毛糸の質も悪く、カーペットには適していても、セーターには
 向いていないチベット毛は、弾力性もなく、毛足も短いことから、2本の毛糸でセーターを
 編んでいた。
 又、出来るだけ早く編み上げるために、太い編み棒を使っていた。
 そのために編みあがったセーターは1kg以上の重さがあり、着ているうちに 
 どんどん伸びていくという代物だった。
 デュクティという店では、ニュージ―ランド毛を使って、セーター、カーディガンを編んでいたが、
 毛の紬糸が太く、編み上げると、1,5kgというものもあり、重いということで、
 日本人の好みではなかった。

 今では、ニュージーランド毛とチベット毛を混ぜ合わせ、弾力性のある強い毛糸も
 作られるようになったが、薄手なセーター類を好む日本人には受けない。
 スキーなどのアフター・ウェアーとしては重宝しているようだが。
 チベット毛のごわごわした肌触りは、人によっては、肌に馴染まず、嫌がられることもある。

 タメルに1軒セーター専門の凝った編みのセーターを置いてある店があるが、
 店の経営者家族は、自分たちの売っているセーターなど着ようともしない。
 注文があれば、そのデザインに合わせてセーターを工場の従業員に編ませるが、
 自分たちで日常身につけ、着心地を確かめるというような決めの細かさはない。
 ただ売れればいいという安易さなのである。
 在庫も山ほどあり、店の奥には何年前に編まれたのかわからないようなセーター類が
 山積みにされている。
 セーターを編む人、売る人とはっきり分かれており、売る人の発想の中に新しい商品
 開発という姿勢は感じられない。

 そんな中で、この頃注目を浴びてきているのが、中国からのパシュミナ毛を使って
 編み上げた薄手の肌触りの良いセーターだ。ただこれは機械編みで手編みではない。
 デザインもヨーロピアン・スタイルで ヨーロッパのファッション雑誌からそのまま
 持ってきたような感じだ。
 デザインさえ良ければ、一般的な市場を得ることも出来るだろう。
 手編みのための毛糸をパシュミナ毛から紡ぎだし、手編みのセーターのための毛糸を
 染め、手編みでセーター類を編み上げることも面白い試みだと思うが、かなりのコスト 
 を覚悟しなくてはならないだろう。

 ネパールのセーターの特徴は、カラフルで凝った編み模様が人の心を奪うものである
 から、パシュミナ毛の羊毛製品の中でも、生かしてほしいと思う。


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ネパールにあるハンディクラフト | 11:12:19 | Trackback(0) | Comments(0)
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