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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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ネパール パタン‐15 ラトー・マチェンドラナートの祭り‐2
ラトー・マチェンドラナートの祭り‐2 1

ラトー・マチェンドラナートの祭り‐2 2

ラトー・マチェンドラナートの祭り‐2 3

ラトー・マチェンドラナートの祭り‐2 4

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ラトー・マチェンドラナートの祭り‐2 10

ラトー・マチェンドラナートの祭り‐2 11
ラトー・マチェンドラナートの祭り‐2 12


 ラトー・マチェンドラナートを乗せた山車が動き出すまで、あたりを散策することにした。
 山車が止まっているあたりは、銅・真鍮の器を作るカースト タムラカールの人たちの
 居住区である。
 そこを過ぎると、今度は、仏教徒の高カースト サッキャの人たちが住む。
 時間つぶしにサッキャの人たちに話し相手になってもらう。
 この祭りの主役といえば、仏教徒のサッキャと農民カーストのマハルザンだ。
 サッキャの人たちは祭儀をする人という役割で参加しているだけで、祭りの担い手は
 マハルザンの人たちだ。
 山車を引いたりする人や、太鼓やシンバルを使った音楽隊はすべてマハルザンの人たちの
 役目である。
 マチェンドラナートは ヒンズー教の神様であるが、
 大々的に信仰するのはネワール族だけである。
 私の勝手な思い込みであるが、昔からのマハルザンの人たちの土着の神様に、
 ヒンズーの神様の一人、マチェンドラナートを重ねたのではと思っている。

 そんなことを思いながら、散策を続けていると、小さな1軒のネワール料理の店が
 眼に入ってきた。
 祭りの前の腹ごしらえに 卵入りバーラと水牛肉のカレー煮込みを食べた。
 美味である。

 再び山車の置いてある場所に戻ってみると、どんどん人々が集まり始めている。
 神様を乗せた山車が動き出す準備を始めている。
 近くの家々の窓に集まった人たちが、動き出すのを今か今かと待ちわびている。
 近くの寺院の境内も人だかりである。
 黒い制服を着た王宮からの兵隊が、笛を吹きながらやってくる。
 今度は、太鼓とシンバルを打ち鳴らしながら農民カースト マハルザンたちの集団が
 やってくる。
 晴れ舞台の時である。
 その周りではマハルザンの男たちが踊りだす。
 太鼓をシンバルの激しいリズムの中で人々の心も高揚していくのがわかる。
 どんどん人は増え続け、山車の周り一帯はびっしりと人で埋まっている。

 山車を引く人たちは太い綱を握り、山車を引く準備が整う。
 そばにいた王宮からの兵隊が 旧式の銃で空砲を撃つ。
 1発目が、小さな音だったので、そんなものかと思っていると、今度は耳がじーんと
 なるような大きな音、その音を合図に山車は動き始めた。
 少し傾いたラトー・マチェンドラナートを乗せた山車、倒れやしないかと心配になったが、
 大丈夫なようである。
 それでも頭の中では、倒れたときの逃げ場所を確かめている。
 これだけ人が集まると逃げようもない。

 ラトー・マチェンドラナートの山車の後を ミムナートの山車が、ゆっくりと追いかけてゆく。
 カトマンズの華やかな祭りはたくさんあるけれど、路上で人々を楽しませる祭りは、
 ネワール族の祭りだけである。その中心は農民カースト マハルザンである。
 カトマンズ盆地に古くから住み着き、ネワール族の様々の文化を創り出してきた人たちだ。
 支配者になることなく、ひたすら大地とともに歩んできた人たちである。
 山車を引き、太鼓とシンバルを叩きながら、ラトー・マチェンドラナートを載せた山車、
 ミムナートを載せた山車とともに遠ざかっていった。


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ネパール パタン | 12:22:42 | Trackback(0) | Comments(0)
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