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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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ネパール パタン‐04 金物横丁
パタン‐04 金物横丁 1

パタン‐04 金物横丁 2

パタン‐04 金物横丁 3

パタン‐04 金物横丁 4 

パタン‐04 金物横丁 5

パタン‐04 金物横丁 6

パタン‐04 金物横丁 7


 パタンの旧王宮のすぐそばには モンゴル・バザールと呼ばれている通りがある。
 パタンのメイン・バザールである。
 カトマンズであれば アッサン・バザールのようなものだ。
 その中の路地に タムラカールと呼ばれる金物職人カーストの人たちが
 手造りの金物を売る通りがある。
 タムラカールと呼ばれる金物職人カーストであるが、パタンのタムラカールは
 ヒンズー教徒、カトマンズのタムラカールは仏教徒である。
 一体どうしたわけで パタンのタムラカールは ヒンズー教徒に改宗したのか、
 興味が湧いてくるが、当人たちに訊いても 昔からそうなっているというばかりで
 わからないようだ。
 このあたり一帯は、様々の金物であふれている。日用品、祭儀に使うもの、外国人
 旅行者の喜びそうなものと多種多用だ。
 銅製品、真鍮製品を古くから造っている地域であり、金物を叩く音を手がかりに
 小さな中庭に入ってみると、職人たちの作業場がある。
 しかし、近頃では、タムラカールもこうした銅製品を作らない。
 仕事をするのが カミと呼ばれるヒンズーカーストの銅、鉄の器を作る職人カーストの人たちだ
 こうした銅製品、真鍮製品は パタンが中心的な生産地である。
 タムラカールは、店の主になってしまっている。
 カトマンズの銅、真鍮製品の店の主は ほとんどがバウン族になっている。
 バジャチャーレと呼ばれる仏教徒の祭儀を執り行うカーストの人たちと、仏像なども
 鋳造する。
 銅製品、真鍮製品はネパール人にとっては、なくてはならないものだし、インドでも
 同じであり、宗教的な祭儀には欠かせないものだ。
 私が日本での生活の中で、記憶に残っている真鍮製品といえば、仏壇の中の
 朝晩 ご飯を入れて備えていた小さな器である。
 それと、私の小学校時代の集団給食のアルミの器類だ。
 それ以外に工業製品を除けば、記憶にはない。
 インドあたりでも聖なる河 ガンガ(ガンジス河)の水を入れる水差しも真鍮製だ。
 インド、ネパールでも 素焼きの焼き物を除けば、陶磁器は一般的ではない。
 最近は中流以上の家庭では、陶磁器を使うようにはなってきているが、一般庶民は
 相変わらず、金属製品に頼っている。
 何よりも壊れず、長持ちをするというのが、一番の理由だろう。
 日本人のように季節による色とりどりの色彩を楽しんで食事をするという習慣は
 ネパールやインドにはない。
 だから、器の色にはこだわらない。

 それでも店先に並んでいる金物製品を眺めていると、きらきらと輝く品々は
 異国風で魅力を感じてしまうが、飽きてしまうのも早いだろう。

 食生活の中での金物文化と陶磁器文化、インド文化と中国文化の影響力の大きさの
 違いによって 生まれたものだろう。
 ネパールでは 目で楽しみながら食べるというより、手の触感、混ぜ合わせを楽しみ
 ながら 食べる文化だ。インドもそうである。
 汁物以外のものであれば、1枚の大きな皿があれば、事足りる。
 料理の色も香辛料の黄色を基調としたものだ。
 だからあまり容器にこだわらないのかもしれない。
 ステンレスの色か、真鍮の色かの選択のみだ。
 そんなことを思いながら、この横丁を歩いていた。


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ネパール パタン | 12:39:23 | Trackback(0) | Comments(0)
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