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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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カトマンズ 庶民の足‐1 混乱の中のカトマンズの交通
混乱の中のカトマンズの交通 1

混乱の中のカトマンズの交通 2

混乱の中のカトマンズの交通 3

混乱の中のカトマンズの交通 4


 ここ20年以上に渡って、カトマンズ市内の道の数、道の広さは変わらないまま、
 自動車の数だけが、うなぎ上りに増え続けている。
 排気ガスためにカトマンズ盆地の中の空気は汚染され、
 昔は、くっきりとその姿を見せていたヒマラヤ山系も霞み、
 冬場の僅かな時期にしか、カトマンズ市内から眺めることが出来なくなった。
 見えても昔ほどの鮮明な姿ではない。

 増え続けるカトマンズの人口、楽に移動する便利さと引き換えに、末期的な空気汚染を
 引き起こしてしまっている。
 空気の移動のない盆地の地形が、空気の汚染に輪を掛けている。
 『別に死ぬわけではない、どうにかなるさ』というネパール人の楽天的発想は、
 環境汚染の改善という方向には向かっていかない。
 政府も環境汚染に対して、殊更、問題にしているようにも思えないし、環境問題に
 真剣に取り組む市民運動を見かけることもない。

 カトマンズ市内を走る乗り物の中心といえば、定期バス、乗り合いテンプー(3輪自動車)、
 トヨタハイエースを改造した乗り合いミニバス、バス、マイクロバスが、
 カトマンズ市内の定期路線を受け持ち、タクシー、オートバイ、私用の自動車、そして、
 私立学校が大半を占めるカトマンズでは、その学校専用の送迎バスの数も馬鹿にならない。
 よく歩くことを得意としていたネパール人が、歩かないネパール人になってしまった。
 自転車などは少数派、大半の者が、ローンを利用してオートバイへと鞍替えし、
 自転車は、貧乏人の乗り物に化してしまった。

 ネパール人は見た目で人を判断する。自転車よりオートバイを使う者が、ステイタスが上であり、
 オートバイを利用する者より自家用車を利用する者の方が、ステイタスが上に見られる。
 自転車でカトマンズ市内を走り回っている私など、下層階級である。
 子供にせがまれて、オートバイをおもちゃとして買い与えてしまう中産階級上の親たち、
 私立大学に通う息子たちは、日長1日、オートバイを乗り回し、遊びまわっている。

 私は、カトマンズ市内での自転車に乗るための反射神経が保たれている限り、
 自転車に乗り続けるつもりだし、適度な運動は健康にも良い。
 しかし、近頃は、狭い道に自動車、オートバイがあふれ、必要以上に神経を使う必要がある。
 いつも渋滞の状態のカトマンズでは、車がそれほど、スピードを出していないことが
 救いである。反射神経の劣るネパール人にスピードを出されては困る。
 日本は 小さい時から体育などを通じて、運動神経を高める教育をしているが、
 ネパールではこうした教育は皆無で、遭ってもおざなり程度だ。
 だから、ネパール人の運動神経、反射神経を 私は信用していない。

 ネパールの外で長距離バス、トラックがしばしば事故を起こすのは、
 スピードの出せる場所では、ネパール人の運動神経、反射神経、集中力が
 ついていかないためだとかねがね思っている。
 賄賂ひとつで簡単に運転免許が取れる国、車の運転手など信用できるものではない。

 今日もこんな中を 自転車に乗って、走り回っている。
 のんびりと自転車を楽しむには程遠い今のカトマンズ、昔が懐かしい。


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カトマンズ 庶民の足 | 01:04:28 | Trackback(0) | Comments(0)
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