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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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カトマンズ 生き抜く人々-04 リキシャを漕ぐ男たち
生き抜く人々-8 リキシャを漕ぐ男たち 1

生き抜く人々-8 リキシャを漕ぐ男たち 2

生き抜く人々-8 リキシャを漕ぐ男たち 3

生き抜く人々-8 リキシャを漕ぐ男たち 4

生き抜く人々-8 リキシャを漕ぐ男たち 5


 オートバイ、自動車と急激に増えたカトマンズでは、リキシャは無用の長物に
 なりつつある。
 狭い穴ぼこだらけのカトマンズの道では、嵩ばかり大きくて、スピードのでない
 リキシャは、交通の邪魔にすらなっている。
 自転車に乗って移動することの多い私にとっては、前にリキシャが走っていると、
 邪魔で仕方がない。
 歩くことの嫌いなインド人、カトマンズ在住のチベット人などが乗っていると、
 歩け歩けと言いたくなってしまう。
 道の渋滞の原因が動きの遅いリキシャが原因になっていることも多いのである。

 と思いつつ、学校もろくろく行っていない村からやって来ているリキシャを漕ぐ男たち、
 手っ取り早くお金を稼ぐ方法はといえば、体力があれば、リキシャを漕ぐか、荷運び
 人夫になるより他に道はない。
 農閑期にカトマンズに出てきて稼ぎ、農繁期には 村に現金を持ち帰り、
 田植え、稲刈りに精を出  す。大半は素朴な農民たちなのだ。

 人力車といえば、インド・カルカッタが有名である。
 その人力車を主人公にした有名な小説がある。映画化もされた。
 その名は『 The City of Joy 』 フランス人の Dominique Lapierreによって
 書かれたものである。
 インドの貧しいビハールの村から追い出された家族が、カルカッタに行き、主人公が
 人力車をしながら、苦労して娘を嫁に出すといった話だった。

 この間カトマンズに来る前にバングラディッシュのダッカに寄ったが、
 ベンガル人特有のエネルギッシュなリキシャの漕ぎ方で、のんびりと走っている
 カトマンズとは随分違うと思ったし、リキシャも漕ぎ手もこざっぱりしている。

 そんなリキシャを漕ぐ男たちのひとりに話を聞いてみた。
 年齢45歳、リキシャ稼業を始めて15年になる。エベレスト・トレッキングの起点に
 なるジリ近くの村から出てきており、農閑期に現金を手にするためにカトマンズに
 やって来てリキシャを漕ぐ。子供は8人、男4人、女4人 1番下の子は11歳だ。
 長男は大学で勉強している。長女はカタールに出稼ぎに行っている。
 マガール族の男である。同じ村からも何人かのリキシャ稼業をしているものがいる。
 隣に座っている若者も親戚の息子である。
 じっくりと落ち着いて話すと、素直に誠実に話をしてくれるマガール族の男だった。
 そんな男だから、息子を大学にやる計画性もあるのかもしれない。
 もしリキシャを利用するならこんな男の漕ぐリキシャなら安心できるかもしれない。
 リキシャを漕ぐ男たちの大半はタマン族かマガール族のようだ。
 ネパールでは1番教育レベルの低い民族である。
 しかし、マガール族の場合、少しずつながら、上に向かって這い上がっていっている
 ようにも見えるこの頃である。

 リキシャひとつにしても一日いくらという賃貸しで、リキシャの持ち主は 
 ネワール族の農民カースト マハルザンであることが多い。
 今、カトマンズでリキシャを漕ぐ男たちは 合わせても百人ぐらいのものだろう。
 狭い道のカトマンズ、リキシャは確かに渋滞の原因になりつつあるのも事実だ。
 あと何年かすれば、カトマンズの街から姿を消していくだろう。
 もっと いい仕事に彼らが就くことを願うばかりである。


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カトマンズ 生き抜く人々 | 16:55:45 | Trackback(0) | Comments(0)
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