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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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カトマンズ 生き抜く人々-01 働く子供たち
生き抜く人々-1 働く子供たち 1

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 カトマンズでもバンコクでも 地方から都市にやって来た人たちは食べていくために
 何らかの仕事を探さなくてはならない。
 特に求人のないカトマンズでは、仕事を見つけ出すのは至難の技だ。
 教育があろうとなかろうと、同じことだ。
 へたに教育があると、上ばかり見て、路上での物売り、体を酷使する仕事は嫌がる。

 昔からのカトマンズの住民は、特にネワール族などは、土地と家を持っているから、
 住むには困らないし、店を出して商いをすることも比較的楽に出来る。
 しかし、山からやって来た出稼ぎの人たち、インドからの出稼ぎの人々は、部屋も
 借りなくてはならないし、店を出すだけの資金もない。
 そうすると、まず出来ることといえば、路上での小さな商いということになる。
 農閑期を利用して山からやって来て、何ヶ月か仕事をして、現金を持ち帰る人もいれば、
 山では食べることも出来ず、一家総出でカトマンズに移住してきた人々も居る。
 それは大人も子供関係ないのである。
 働き、食べる道があれば、子供だって働く。
 小さい時から働くことに親しみ、生きる力を身につけていくのだ。
 路上での学びは、学校教育に比べれば、したたかに生きることを子供たちに教えて
 いくことだろう。

 先進諸国から来た援助団体などは、働く子供の姿を見て、小さい時から働かされて、
 なんと可哀相にと思うらしいが、生きる知恵も力も身につけないまま、大人になれば、
 ネパールのような世界では、それこそ悲惨な結果が待っているのである。
 教育万能主義は そろそろ卒業しても良いのではと思う。
 生半可な教育は人間を型にはめ、政府や企業にとって都合の良い人間を生み出していくだけだ。
 この頃の日本の教育についての様々な論議を聞いていても、一人一人が人間らしく生きると
 いうことよりも、企業にとって役立つ人間の教育が裏にあるような気がしてならない。
 世界で勝ち抜くための力を身につけるという言葉も、誰にとっての力と疑いの目を
 向けたくなってしまうのは 私だけだろうか。
 今の日本の企業に人間のためのという発想はない。
 世界で生き抜くためにというスローガンの下に、国民に不安を与え、安く賃金を
 抑えようとしているだけだ。
 その中で 人々が生き生きとした生活力を失っていることには 気がつかない。
 登校拒否、ニートが増えていくのは 必然の結果なのである。

 そんな企業の論理などからは関係なしに、生き抜いている路上の人たちだ。
 時には見回りの警察官に追われ、嫌がらせをされることもある。
 生きることに真剣にならざるを得ない。
 こうした生の生活力の中で育ってきた人々に、ぬるま湯の中で無批判に生活してきた
 日本人旅行者も日本のNGOもうまくしてやられるのは当然至極のことだ。

 カトマンズ庶民の入るレストランで働く子供たち、インド国境近い南ネパールのタライ地方から
 やって来て果物を売る少年、路上でボールペン、ライターを母親やおじいさんの教えのもとに
 売る子供たち、レストランや路上は、彼らにとって生きる学びの場だ。
 働いている限り、食べることは出来る、犯罪に向かうこともない。
 今は、カトマンズの学校は試験後の休みに入っている。
 親の目を逃れて、遊びほうけている子供も居れば、親、家族とともに路上の商いをしている子供も
 居る。
 矛盾の多いネパールで確実に生き抜いていく力を持つ子供はといえば、その答えは
 見えている。
 学びとは生きる力を身につけること、その実践の中にいる子供たちだ。
 足場のない教育など、このネパールに来れば、何の役にも立たない。
 日本という国が、何を失ってしまったのか、考える素材がこのカトマンズにはある。


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カトマンズ 生き抜く人々 | 11:40:43 | Trackback(0) | Comments(0)
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