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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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カトマンズ 街道を行く‐4 バスの終点の村 ルビ
バスの終点の村 ルブ  1

バスの終点の村 ルブ  2

バスの終点の村 ルブ  3

バスの終点の村 ルブ  4

バスの終点の村 ルブ  5


 サナガウンを出た時、まだ夕刻までには、充分 間があったので、
 バスの終点の村、ルブまで足を延ばすことにした。
 終点であれば、きっと、もっと昔ながらの村があると思ったからだ。
 バスは、どんどん上り坂を登りつめていく。周辺は、田園地帯、収穫をひかえた
 黄金色の稲穂が、重くその穂をたれている。
 終点に近づくと、村の大きな門とその先に1本の大きな菩提樹が見えてくる。
 バスが 門を超えると、そこは 村というより、街道沿いのバザールの様相を
 示している。
 この村の周辺に住む村人たちが、生活必要品を買い求めに来るバザールなのだ。
 村を二分する道をバスは登りつめると、また、1本の大きな菩提樹があり、
 その向こうに村の門がある。
 期待したような村ではなかったが、この村は、この村で興味深い。

 一体、どういう人々が住んでいるのかと尋ねてみると、
 ネワール族のシュレスタ(上位官吏カースト、現在は主に商業に従事)、
 農民カーストであるマハルザン、屠殺カーストであるサイ、
 そして、初めてお目にかかるネワールのカースト ラーズタラは住んでいるという。
 この村の先からは、バウン族、チェットリ族、タマン族の生活場所になる。
 
 ラーズタラというカーストは、マッラ王朝時代の王族マッラにつながる人々で、
 直系ではないが、親戚筋にあたるカーストであると、このカーストの人から聞いた。
 現在では、ジャール(どぶろく)ロキシ(蒸留酒)を作るときに必要な麹 マルツァを作る仕事に
 従事しているという。
 この人物、なかなか面白い人物で、この村で、親睦会を開き、
 その際、各カーストの代表を呼んで、お茶を一緒に飲むことになったが、
 その親睦会の席に最下位カーストのサイ(屠殺の仕事をするカースト)の人がいたために、
 73人集まった人々の中で、お茶を飲んだのは、13人だけだった。
 昔からのしきたりで、サイカーストの人とは、食、飲み物をともにしない、
 家の中にも入れない。
 そのしきたりにこだわった60人の人たちは、飲んできたばかり、腹の具合がよくない、
 お茶を飲むのを止めていると、様々の理由を述べ、その席ではお茶を一緒に飲まなかったそうだ。
 彼は、怒りをこめて、民主主義だのなんだかんだといっても、
 村人の頭の中は、ちっとも変わっていない。
 自分のカーストのことばかりにこだわって、互いに手を結ぼうとしないと。
 私も彼の意見に同感である。

 街道筋の店で商売をするのはほとんどがシュレスタ、道を挟んで、
 一方に、マハルザンとラーズラタが住み、ラーズラタの居住地域では、直径5センチぐらいの
 白い麹が、軒先に並べられ、乾されている。
 道を挟んで、もう一方にはシュレスタ、マハルザン、そして、サイの人々が住んでいる。
 カトマンズ周辺の村では、手織りから 紡績機を使って織った布に変わりつつある。
 その仕事に主に従事しているのが、シュレスタカーストの人たちだ。
 村の中を歩いていても、紡績機の音が、うるさく響いている。

 バス乗り場のすぐ近くにある大きな菩提樹の下では、この村の周辺から来ている
 農民の女たちが、自分の畑で採れた野菜を売っている。
 カトマンズでは、一束5ルピーする油菜の新芽も2.5ルピーだ。
 安さに惹きつけられ、四束買ってしまう。(四束買ったのはいいが、その根っこを取って、
 きれいにするには、時間がかかりすぎ、二束は大家にあげてしまった。)
 歩き続けたせいか、ラガニケルまでの帰りのバスでは、うとうとと居眠りをしそうだった。


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カトマンズ 街道を行く | 02:13:14 | Trackback(0) | Comments(0)
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