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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

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バンコク ある風景‐8 精霊たちの棲家
バンコク ある風景‐8 精霊たちの棲家  1

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バンコク ある風景‐8 精霊たちの棲家  4

バンコク ある風景‐8 精霊たちの棲家  5

バンコク ある風景‐8 精霊たちの棲家  6

バンコク ある風景‐8 精霊たちの棲家  7

バンコク ある風景‐8 精霊たちの棲家  8


 バンコクの街を歩いていると、仏教寺院とは別に、サン・プラプームと呼ばれる廟や
 サン・チャオと呼ばれる祠をよく見かける。
 サン・プラプームは、神(特にヒンズー教の神)を祭るもので、商売繁盛や地震、
 交通安全、金運などの祈願のためのものだ。
 一方、サン・チャオ(バーン・ピー)に祭られているものは、タイ人やラオス人の
 土着信仰の精霊ピーである。
 日本で言えば八百万の神ということになるが、もっと凶暴な力を持っており、タイ人や
 ラオス人にとっては、ピーは 大きな脅威になっている。
 人間のおくにある深層心理から根ざしているピーという存在は、論理では解決の
 出来ない恐怖の対象にもなりうるのだ。
 ピーはどこでもいる。草花や木々、山や森の中、家の中にも人間の中にもいる。
 説明のつかない現象、病気、自然現象すべてピーのなせる業である。
 人々に 悪運、不運をもたらすピーもいれば、幸福をもたらすピーもいる。
 幸福をもたらすピーだって、ないがしろにすれば 悪いピーになって、猛威を振るう
 ことにもなるのだ。

 都市から離れ、田舎に行けば行くほど、人々は ピーの存在を強く信じている。
 バンコクを歩く人々も、廟や祠を見れば、ワイをする。
 心のどこかにピーの存在を感じているからだ。
 ないがしろにしないように気をつけている。いつ何時、ピーを怒らせるかはわからない。
 葬儀などの儀式においても、ピーを怒らせないように、死者が 悪いピーになって
 戻ってこないように 細心の配慮が施されている。

 タイのテレビや映画を見ていると、ピーが主人公になったものが 結構ある。
 怖いもの見たさではないが、タイ人はこんなテレビ、映画を好む。
 ピーの怖さを再確認しているようなところもある。

 日本で夕方遅くまで遊んでいると、人買いにさらわれるなどと親は言ったものだが、
 タイの田舎では ピー チャ マー(ピーが来るぞ)と言って、子供たちを脅かす。
 科学万能の時代より、ピーの存在を信じている世界の方が、精神世界は、豊かなのかもしれない。
 精神的にも悪と善のバランスが取れているのかもしれない。

 怖いもののなくなった近代社会では、何でもまかり通ってしまう。
 それこそ大きな悪が 堂々と臆面もなくのし歩いている。
 こんなことをすれば、ピーが来る、罰が当たるという想像力は働かないのである。
 親殺し、子殺し、動機のない殺人など、後をたたない日本だ。
 これもピーの仕業なのだろうか。
 悪いピーが日本中を飛び回っているのだろう。
 なんとも理解できない世の中に世界中がなって行きつつある。


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バンコク ある風景 | 01:48:15 | Trackback(0) | Comments(0)
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