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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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バンコク ある風景‐6 パクローン市場の裏側
バンコク ある風景‐6 パクローン市場の裏側 1

バンコク ある風景‐6 パクローン市場の裏側 2

バンコク ある風景‐6 パクローン市場の裏側 3

バンコク ある風景‐6 パクローン市場の裏側 4

バンコク ある風景‐6 パクローン市場の裏側 5

バンコク ある風景‐6 パクローン市場の裏側 6



 チャオプラヤ川にかかるバンコクとトンブリを結ぶサファン・プット(メモリアル 
 ブリッジ)のすぐ近くに パクローン市場がある。
 その市場の表通りは花市場になっている。
 へそ曲がりな私は、市場の裏通りを歩く。
 そこはバンコクの人々の食卓を潤す野菜市場になっている。
 今のチャックリー王朝が バンコクに王都を定めて以来、バンコクの食を供給していた
 古い市場である。

 うらびれた感じのする市場の裏通りを歩いていると、不思議な思いに駆られる。
 懐かしいという感情が沸き起こってくる。どこかで見た風景だ、そんな気がしてくる。
 滅び行くものには、そんな詩情が漂っている。
 百年前も 同じようにこんな商いをしていたと思われるやりかたで、人々はのんびりと
 商いをしている。
 手押し車を押して、車まで荷を運ぶクーリー、服装は違っていても 仕事のやりかたは
 変わってはいないだろう。
 ただ違うのは 百年前は、クーリーたちは 買い付けに来た商人たちの荷を、
 近くのロッド運河、オン・アン運河で待ち受けている船まで運んだことだろう。

 古ぼけた建物は百年前の世界に紛れ込んだような錯覚を起こさせる。
 バンコクの旧市街や川向こうのトンブリにはこんな世界が混在している。
 古い世界と近代的な世界の狭間の中で人々は生き続けている。
 どちらの世界が 居心地が良いのか、庶民たちは知っている。
 しかし、そんなこととはお構いなしに時代は、世界は動いていく。
 そして、知らぬ間に自分の周りが変わってしまい、居心地が悪くなってしまう。
 
 そうなってしまえば、もう取り返しは出来ないし、時代を戻すことも出来ない。
 自分たちが何を失ってしまったかも、わからない。
 そんなことを思い出すゆとりも失い、
 ひたすら、時代に後れないようについていくだけで精一杯で、
 かつてはあった自分にとっての居心地の良い世界も 忘れられていく。

 バンコクの 忘れられ、そして 滅び行くような場所に身を置いてみると、
 心がうずくのは、遠い昔の記憶や感情が呼び起こされるせいだろう。

 日本ではすっかり失われてしまった世界を、バンコクの古い名残を残す場所で
 再発見してみるのも旅の楽しみかもしれない。
 そんなことを思いながら、バンコクの街を歩いている。


  ** 忘れないで **
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バンコク ある風景 | 00:40:30 | Trackback(0) | Comments(0)
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