■プロフィール

ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

■最近の記事

■Automatic translation WEB site
■最近のコメント
■最近のトラックバック
■月別アーカイブ
■カテゴリー

■FC2カウンター

■あしとも

■ブログ内検索

■RSSフィード
■リンク
■ブロとも申請フォーム
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
バンコク ある風景‐5 スリ・クルンホテルと中国茶
バンコク ある風景‐5 スリ・クルンホテルと中国茶  1

バンコク ある風景‐5 スリ・クルンホテルと中国茶  2

バンコク ある風景‐5 スリ・クルンホテルと中国茶  3


 14,5年前、東北タイのコンケンに住んでいた頃、用事でバンコクに出てくると、
 バンコク中央駅(フアランポン駅)のすぐ近くのスリ・クルンホテルに泊まっていた。
 ホテルのすぐ前には 黒い汚水のような水の流れているパドゥン・クルンカセム運河があった。
 夕暮れ時に 橋を渡って フアランポン駅方面の方に向かうと、路上にござを敷いて、
 イサン料理を売っているイサン、東北タイからの女たちがいた。
 やはり、イサンから来た男たちが ござの上に座り込んでメコンウィスキーを傾けながら、
 イサン料理をつまんでいた。
 今のように照明のなかった駅周辺は、いかがわしくも風情はあった。

 当時のスリ・クルンホテルは、1泊550バーツ、タイ人価格は別にあったらしいが、
 外国人には、静かな部屋を優先的にくれていたようだった。
 運河側の部屋に泊まると、トゥクトゥクの音がうるさく、気になって眠れない。
 空いていれば、バスタブ付の部屋にも泊まれた。冷房、テレビ、ホットシャワー、
 冷蔵庫は備え付けていないというのが難点だった。
 中華街のすぐ近くなので夕食は外で食べることが多かったが、1階にあるレストランの
 蟹チャーハンは絶品だったので、ここに泊まると必ず食べた。
 今はどうなっているだろう。

 ホテルのすぐ隣には、マサージパーラーと称する店があり、ガラス越しに 
 番号をつけた女子たちが座り込んでいたのが見えた。いわゆる金魚鉢だ。
 ここは中華街の入り口で、ヤワラート周辺には 冷気茶室と呼ばれる売春宿は隆盛を
 誇っており、ここを目当てにやって来る日本人も多かった。
 中華街の歓楽街が、まだ無法地帯のような姿を残していた時代だ。
 楽宮、ジュライ、台北ホテルもまだ健在で、路上の売春婦を連れ込むホテルも至る所にあり、
 いかがわしい独特の雰囲気を醸していた。

 そんなことを思い出しながら、この辺近辺を歩いてみたら、昔、中国茶を買った店が、
 昔と同じ姿で商いをしていた。お土産に中国茶を買うことはあったが、自分で飲むことは、
 あまりなかった。その頃は、コーヒー党だった。
 年を取ったせいか、今は紅茶党、中国茶は安いのを買って、冷やして水代わりに飲む程度だ。
 20年経っても変わらないものもあるが、中華街もこの頃は、小奇麗になった。
 昔のいかがわしい雰囲気は一層され、外国人旅行者のための観光スポットに成り代わった。
 時代の流れである。
 
 アポリネールの『ミラボー橋』の1節が 頭の中を流れてゆく。

 ― 日が去り、月がゆき
   過ぎたときも 昔の恋も 二度とまた帰ってこない
   ミラボー橋の下をセーヌ川が流れる
   日も暮れよ 鐘もなれ
   月日は流れ わたしは残る ―

 古きよき時代はいつまでも続かないのだ。


  ** 忘れないで **
       ↓
日本ブログ村ブログランキングに参加しています。
**面白いと思ったらクリック**
   ブログランキング・にほんブログ村へ

人気ブログランキングに参加しています。
**面白いと思ったらクリック**
  人気ブログランキングへ


バンコク ある風景 | 16:14:35 | Trackback(0) | Comments(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。