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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

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バンコク ある風景‐2 林立するマンションの影で
バンコク ある風景‐2 林立するマンションの影で  1

バンコク ある風景‐2 林立するマンションの影で  2

バンコク ある風景‐2 林立するマンションの影で  3

バンコク ある風景‐2 林立するマンションの影で  4


 バンコクのバンラック周辺を歩いていると、完成間近のマンションが打ち捨てられている。
 10年前にこのあたりを歩いていた頃にも見かけた建物だ。
 そのときは、そろそろ完成だなと思いながら、そのマンションを見上げていた。
 そのマンションが、今も完成間近のそのままの姿で、薄汚れている。
 1997年夏に発生したアジアの通貨危機の名残だ。しかし、完成寸前のマンションを
 こんな状態のまま打ち捨てているのも不思議なことである。
 バンラックというチャオプラヤ川の近くの1等地である。

 1997年のタイの通貨危機後、建設途中の建物が建設中止になり、捨て置かれているのを
 よく見かけ たものだ。
 そんな建物も完成した姿を見せている昨今である。
 タイの経済が失速しているといわれながらも、どこでもかしこでも高層マンションの
 建設が見られる。
 10年前には 1平方メートル当たり3万から4万バーツであったマンションが、
 8万バーツから10万バーツで売りに出されている。
 30平方メートルのスタジオタイプのものでも3百万バーツ近く、家族が住むような
 70平方メートル規模のものであれば、7百万バーツ、日本円で2千3百万円近いことになる。
 外国人は別にしても 一体誰が住むのか 気になってしまう。
 どう見ても、投資のためとしか考えられない。
 バーツ高の昨今、外国人の投資は考えられないから、タイ人の投資としてしか考えられない。
 私の住んでいるマンションも半分以上が賃貸しになっており、住んでいるタイ人も、
 セカンドハウスとして利用しており、郊外に家を持っている人たちがほとんどだ。
 チューラロンコン大学が近いことから、息子、娘の教育ために買った、仕事のためにバンコクに
 来ることが多いから買ったというような人が多い。
 いわゆる上層階級の人たちで、チュラーコン大学の教授なども多い。
 今売れば、買った当時の2倍以上の値段になっているから、いい投資だったことになる。
 マンションの下の掲示板を見ると、『マンション売りたし』のチラシが張られている。

 タイでは8割以上の人がマンションを買うことなどできないだろう。
 バンコクを見ても、7,80年も経っている古い家屋に借家住まいしている人も多いし、
 アパートも月2千バーツ程度の家賃の支払いが 精一杯という人たちが大半である。
 それすら出来ない人たちは、より安いスラムへと、それすら出来ない人は、路上生活になる。
 相続税も贈与税のないタイでは、持てる人は永遠に持ち続けていく。
 待たざる人にとっては、相続税も贈与税も無縁の世界だ。

 異常なバーツ高、貧富の差の拡大、原油高による物価の上昇、
 タイのみならずアジアの他の国でも同じ問題を抱えている。
 再び通貨危機のような危機を迎えることに対する不安も増大しているだろう。
 不安定の上に立った安定など崩れるときにはあっという間だ。
 そんなことを感じさせる近頃のアジアの姿である。


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バンコク ある風景 | 22:04:29 | Trackback(0) | Comments(0)
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