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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

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バンコクを歩く-6 棟割長屋に住む中国人たち
バンコクを歩く-6 棟割長屋に住む中国人たち 1

バンコクを歩く-6 棟割長屋に住む中国人たち 2

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バンコクを歩く-6 棟割長屋に住む中国人たち  5

バンコクを歩く-6 棟割長屋に住む中国人たち  6

バンコクを歩く-6 棟割長屋に住む中国人たち 7

バンコクを歩く-6 棟割長屋に住む中国人たち 8


 国王ラーマ5世の作った店舗付棟割長屋には 中国人たちが住んでいる。
 百年以上も前に中国からやって来た人々だ。
 今ではタイの人口の10%強の華人である。そのほとんどが中国南部から移住してきた
 人たちである。
 アメリカの社会学者 スキナーの1955年の推計によれば、潮州56%、客家16%、
 海南12%、広東7%、福建7%、その他2%となっている。

 19世紀以降 タイに労働者としての中国人の大量移住が始まるのである。
 そうした中国からの移住の人たちの中で、ある程度余裕を持って自活できるように
 なった人たちが、こうした棟割長屋に店子として住むようになったのだろう。
 真新しい2階建ての店舗付棟割長屋は当時の中国人を魅了して止まなかったことだろう。
 増える中国人の需要に従って、ラーマ5世、6世の時代には、こうした住宅が、投資の
 目的でどんどん建てられていったはずである。
 百年という歳月を経ていても、管理さえ良ければ、モダンに見えるから不思議である。
 成功してお金を蓄えた華人たちは、土地を買い、自分の豪邸を立て、元の場所は、
 親戚たちに権利を譲っていったことだろう。
 だから、この長屋はいつまで経っても華人たちの住む場所であることには変わりない。
 今住んでいる華人たちは、昔は 家賃は安かったと言うが、それでも民間のものに
 比べれば格安である。
 中心地は別にしても、二千バーツから五千バーツの家賃で、通り沿いの店にすむことが
 できるのだ。
 今、バンコクで25平米の部屋を借りても、二千バーツは軽く超えてしまうご時勢である。
 管理、修理は自分持ちであるとしても、店舗と居住地が持てるとなれば、今でも、
 大きな価値があるはずである。
 木造の住宅と違って、しっかり作られているから、冷房の設置も容易である。
 内装さえしっかりすれば、現在でも充分に通用する代物である。

 大通りに面している店舗は大きな商売をしているが、phraeng nara通りのように
 繁華街から離れた店舗付棟割長屋の住人たちは、のんびりと商いをしている。
 地元に住む人相手の商売だ。ある店先ではタイ風お菓子をのんびりと焼き、
 別の店先では肉まんを並べて売っていたりする。
 この通りで食べたタイ風アイスクリームもあっさりしたアイスクリームの上に豆だの
 湯がいたとうもろこしなどをのせ、楽しい食べ物だった。
 軒先に鳥かごをたくさん並べた家もあり、鳥を売っている店かと思えば、
 趣味のようでもある。
 中華街の喧騒から逃れてやってきて、のんびりおやつでもつまむには、最適の場所だ。
 二千バーツの家賃を払って、中国人たちがのんびり生活している珍しい場所でもある。

 こうした王室の棟割長屋を利用して 商いとし、富を蓄積し、タイの国籍を取得した
 中国人たちは、土地を買える時になったラーマ5世以降には、今度は自分で棟割長屋を建て 
 賃貸しを 始めるようになる。
 土地の投機に 中国人たちも参入するようになり、バンコクの庶民にとって 土地は
 ますます高嶺の花になっていくのだ。


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バンコクを歩く | 12:30:20 | Trackback(0) | Comments(0)
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