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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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バンコク 古き時代の名残を求めて 中華街-1
バンコク 古き時代の名残を求めて 中華街-1 1

バンコク 古き時代の名残を求めて 中華街-1 2

バンコク 古き時代の名残を求めて 中華街-1 3

バンコク 古き時代の名残を求めて 中華街-1 4

バンコク 古き時代の名残を求めて 中華街-1 5

バンコク 古き時代の名残を求めて 中華街-1 6


 チャオプラヤ川から 旧王宮を囲むように造られた1本の運河がある。
 ラッチニー船乗り場の横から始まり、花市場で名高いパック・クローン市場の脇を抜け、
 中華街の西の端に沿って、王宮広場近くまで続くものである。
 本来はそこからピンクラオ橋の下まで続いていたものと思われるが、
 今は埋められてしまったのか、運河の姿はない。
 この運河は、昔は王宮を外敵から護る外濠だったのであろう。

 1782年 トンブリ王朝のタークシン王から王位を奪った
 マハーカサットスック(ラーマ1世)はトンブリからバンコクに王都を遷都し、
 ラッタナーコウシン島にチャックリー王朝を開いた。
 当時、この地域に住んでいたのはチャオプラヤ川の水利を利用して、
 商いを生業とする中国人たちである。
 その中国人たちに土地を与え移住させた場所が今のヤワラート、サンペン地区だった。
 旧王宮地区とヤワラートを隔てる運河が、ロッド運河である。
 王宮のすぐ近くに多くの中国人たちを住まわせたのは
 よほど中国人をよほど信用していた証だろう。

 今の中華街は、フアランポン駅に近いあたりが賑やかであるが、
 昔はむしろ、この運河沿いが中華街の商いの中心だったように思われる。
 1910年にラーマ5世によって、バンコクに鉄道が敷かれ、
 フアランポン駅が出来たことから発展していったのが、今の賑やかな地域だろう。
 この場所も観光客を意識した地域で中国食材、中華料理店が中心で、
 タイ人相手の雑貨、工業製品の卸売市場は、今でも運河に近いほうの地域にある。

 そんな運河に近い中華街を歩き回ってみた。
 運河沿いにはチャオプラヤ川から運河に運び込んできた商品を扱ったと思われる
 長屋風の商店が建ち並んでいる。
 その裏には、音響製品、工具、雑貨を扱う店が、建ち並び、
 仕入れに来たタイ人たちでごった返している。
 迷路のような路地に商店がひしめき合い、入り込んでしまうと出てくるのも大変だ。
 
 そんな場所とは別に昔ながらの商いをしている地域に入ると
 5,60年以上経ているような古い建物が並び、
 商店主たちは昔ながらの のんびりとした商いを細々と行っている。
 このあたりは、熱気、混乱、混雑とは無縁の場所だ。
 古い建物を見ているだけでも飽きない。観光客の姿もない。
 昔ながらの顧客を相手にする商いをする地域である。
 フアランポン駅に近い中華街が表の顔であれば、ここは裏の顔だ。
 中国人の居住地域で、ホテルなどどこにもない。

 時にはこんな場所に紛れ込んでみるのも、中華街の新たな発見があるかもしれない。
 ふらふらとあてどもなく歩き続けることが多くなると、
 地図上の点として理解していたそれぞれの場所が、
 突然 面としてつながりを持ってくる。
 そうすると、王宮を中心として発展してきたバンコクの姿が、
 有機的にはっきりと見えてくる。
 バンコクとチャオプラヤ川、運河、船乗り場の結びつきもわかってくる。
 霧が晴れたように行政・権力の中心であった旧王宮、
 商業の中心であった中華街の地形の意味が、体を通して見えてくる。
 そしてバンコクの庶民たちは、その外側の運河沿いに住むことになるのもわかる。
 そんなことが見えてくると、バンコク歩きも楽しくなる。


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バンコク 古き時代の名残を求めて | 13:05:55 | Trackback(0) | Comments(0)
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