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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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バンコク トンブリ地区を歩く-1 忘れられた場所
バンコク トンブリ地区を歩く-1 忘れられた場所  1

バンコク トンブリ地区を歩く-1 忘れられた場所  2

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バンコク トンブリ地区を歩く-1 忘れられた場所  7

バンコク トンブリ地区を歩く-1 忘れられた場所  8


 サファン・プットのすぐ横にかかるプラ・ポックラオ橋を歩いて、
 チャオプラヤ川を渡りトンブリ地区に入る。
 橋の途中で下流を眺めると、高層ビル群が蜃気楼のように浮かびあがっている。
 その眺めだけであれば、近代都市である。

 いつもであれば、橋を下りて右側に曲がるのであるが、
 今日は左側に曲がって トンブリ地区の川沿いの街を歩いてみることにする。
 橋を渡り、100メートルばかり歩くと、ソイ ウタイ(ウタイ通り)に出会う。
 その通りに入ると、木造の古い家屋があり、
 60歳を越えた中国人たちが座り込んでいる。
 写真を撮らしてもらい、話をする。
 彼らの父母は中国潮州からやってきて、自分たちはバンコクで生まれたという。
 木造の家屋も建ててから、60年になるという。
 計算すると 第2次世界大戦後ということになる。
 その時代はラオスが社会主義国になり、
 ラオスからバンコクに非難してきた潮州出身の中国人も多かったはずだ。
 
 このあたりには中国人がまとまって住んでおり、
 木造の家々は、皆 築50年は経ているようだ。
 中国人がまとまって住んでいる割には、あまり活気はない。
 この地区の対岸にある中華街とはその賑わいはあまりに対照的だ。
 少し奥にある路地に入ると、中国式の長屋が軒を並べている。
 すぐ近くに運河もあるが水門が閉じられ、交通の用は果たしていない。
 この運河を利用して様々の物品が運ばれてきた頃は、
 この地区も活気にあふれていたのだろう。
 今は 運河のそばで釣りを楽しんでいる人を見かけるだけだ。
 チャオプラヤ川のすぐ近くのせいか、意外と水は澄んでいて、泳いでいる魚の姿が
 見える。釣った魚は、食膳に上がるようである。
 しかし、この先にある運河の水門の後ろは、どぶ川だ。

 あたりをふらふらと歩き続けていると、タイ人の住む地域に入る。
 建てられている家も急にみすぼらしくなる。
 商いも細々と行われていて、1日の糧を稼ぐには充分だとは思えない。
 間借りをしている人たちが多く、
 皆出稼ぎの人のようで顔つきもタイ人のようでもない。
 長くこの場所に定住している人たちの雰囲気はない。
 以前に住んでいた家主が出稼ぎの人に貸しているのだろう。
 近くの中国人の地域には 活気はなくとも、
 ゆとりを持って生活していることがわかるが、タイ人の生活している地域は、
 ぎりぎりで生活していることが伝わってくる。
 中国人の店に安い給料で雇われれば、できるだけ安い間借りを探すより仕方がない。
 未来が全然、見えてこない生活である。

 近頃は貧富の差があまりにひどすぎるバンコクだ。
 長年 タイの支配者が貧しいものたちに教え込んできたことは
 『チャイ イェン』 興奮して自分を失わないこと
 『クレーン チャイ』 遠慮深いこと
 この二つを美徳として教え込んできた。
 理不尽な眼にあっても我慢すること、多くを要求せず与えられたものに満足すること
 このことが守られなければ、警察や軍隊を使って、
 貧しい人たちの要求を 絶えず押さえ込んできた。
 いつまでもこんなことは続くのだろうか。
 貧しい人たちは、なけなしのお金で タム・ブン(徳を積み、喜捨をする)をして、
 来世に期待するよ り仕方がないのであろうか。


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バンコク風情 | 23:44:53 | Trackback(0) | Comments(0)
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