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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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バンコク トンブリの中国廟 ~ 先祖の寺
バンコク トンブリの中国廟 ~ 先祖の寺 1

バンコク トンブリの中国廟 ~ 先祖の寺 2

バンコク トンブリの中国廟 ~ 先祖の寺 3

バンコク トンブリの中国廟 ~ 先祖の寺 4

バンコク トンブリの中国廟 ~ 先祖の寺 5


 バンコクの旧王宮 ワット・プラケオから、サファン・プットに向かって歩くと
 花、野菜市場で有名なパク・クロン市場にぶつかる。
 そのパク・クロン市場の手前の川岸にラッチニー船乗り場がある。
 川向こうのトンブリのカラヤーナミット船乗り場への渡し舟がここから出ている。
 そこには何があるかといえば、一つはワット・カラヤーナミットという仏教寺院、
 そして古い中国廟がある。
 私の目的はこのお寺である。
 この中国廟とその周りの商店街は
 タークシン王が、アユタヤから王都をトンブリに遷都したときに
 移住してきた中国人によって造られたといわれている。
 200年以上の歴史を持っていることになる。

 バンコクの中華街にある派手な造りの中国廟のようではなく、
 この廟は 長い年月の中で派手な色合いが失われ、その姿に歴史を感じてしまう。
 信仰を本当に必要とするものだけがやってくるような寺院である。
 ここにやってくるには、船を利用する以外にはない。
 陸の交通を使うと、ここにやってくるのは厄介である。
 近くに主要道路はなく、チャオプラヤ川の岸辺にあるこの寺までやってくるには
 迷路のような道をさ迷い歩くことにもなりかねない。

 その寺の脇には古びた商店街があるが、
 打ち捨てられたような店がひっそりと並んでいるだけだ。
 トンブリ王朝が倒され、チャックリ王朝が川向こうのバンコクに移ったときに
 ここに住んでいた中国人たちもヤワラートの中国人街に移っていったのだろう。
 しかし、この中国廟は彼らの信仰の中心の場所であったことから、
 ヤワラートに移っても 忘れられることもなく、バンコク側から、渡し舟に乗って、
 ここにやって来て、朝夕の祈りを捧げていたのは、充分想像できることである。
 トンブリの地に根を下ろした先祖の菩提寺なのだから。

 隣のワット・カラヤーナミットは規模をどんどん大きくしタイ人たちで賑わっているが、
 このこじんまりした中国廟は、先祖たちが日夜祈りを捧げた大切な寺なのだ。
 この寺を心から大切に思うものだけが、やってくる寺なのだ。
 どこにいても、この古い寺だけが、自分たちのルーツを証明してくれる。

 そんな雰囲気が感じられるような中国廟だった。
 小さな寺ではあるが、信仰に深く根ざした霊気が漂っているような寺だ。
 タイの派手派手しい薄っぺらな仏教寺院に見飽きていた眼には、
 この寺は 新鮮な快い一吹きの風のようだった。


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バンコク風情 | 01:11:39 | Trackback(0) | Comments(0)
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