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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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バンコク 滅びゆくもの 2
バンコク 滅びゆくもの 2 1

バンコク 滅びゆくもの 2 2

バンコク 滅びゆくもの 2 3

バンコク 滅びゆくもの 2 4

バンコク 滅びゆくもの 2 5


   この建物を見るのも 今日が見納めだ
   百年の夢物語も 終わりを迎える
   お前と私の愛の営みの場所も
   子供たちが、生まれ育ったあの部屋も 
   明日になってしまえば、姿を消してしまう

   まだ姿あるうちに 確かめておこう
   あの階段の木の軋みを
   あの窓から眺めた景色を
   一つ一つの思い出の部屋を

   そして、我々も去っていくのだ
   もう我々の棲家はなくなってしまうのだから

 パヤタイ道路とペチャブリ道路が交わる交差点の近くに
 気になる1軒の木造の邸宅があった。
 いつも横目に眺めて通り過ぎるだけであったが、
 虫の知らせか、この邸宅をしっかり見ておこうという気になった
 
 その場所にやってきてみると、なんとその邸宅は解体中だった。
 話を聞くと、
 この建物は、ラーマ五世時代、今から百年前に建てられた
 王族の持ち家であった。
 解体されて、誰かの持ち家として復元されるとのこと
 古きバンコクの香りを残していた建物が消えてゆく
 この建物の横に建つ高層マンション、
 皆、こんな姿に変わっていくのだろうか

 この建物の前に、一人のおばあさんがいた。
 話を聞いてみると、
 この土地を買ったのは、彼女の孫であるという
 彼女も65年前、上海から家族総出でバンコクにやってきた。
 今、彼女は77歳、12の歳にバンコクの地を踏んだことになる。
 彼女の家族は、食堂を開き、彼女は土建屋と結婚した。
 この解体の監督にやってきたのだろう。

 孫が買ったこの土地の広さは8.5ライ、約4千坪、地価 数十億円
 ここにホテルを建てるという。
 65年の華人の努力の結果が、これである。
 開いた口が、ふさがらなかった。



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バンコク ある風景 | 11:03:40 | Trackback(0) | Comments(4)
コメント
はじめまして☆

伝統や、歴史を感じる いいものって、なかなか遺りませんね。
寂しいです。
2007-12-25 火 20:07:25 | URL | あめり [編集]
木造の家屋は少なくなる一方です。
新しく立て直す時には、皆、セメントのものになり味気ないものばかりです。
木造の古い建てものを見ようと思ったら,バンコクの外に出るより仕方がありません。
2007-12-25 火 21:22:53 | URL | ひかるの [編集]
Happy Merry Xmass !
ア~なんとも胸が痛くなる。遠い異国の出来事にしても、こういうのを
見ると、なんて、無常なとさみしくなりますね。
2007-12-26 水 00:01:38 | URL | yosie [編集]
バンコク都心は、外国人旅行者のために、クリスマスのイルミネーションは、華やかですが、チャオプリヤ川の向こう岸のトンブリ地区、バンコクの下町に行くと、クリスマスのクの字もありません。
今日は、そっちの方へ行っていたので、クリスマスという気がしませんでした。
昔ながらのバンコクの生活の姿、古い家屋がたくさん残っていてほっとします。運河沿いの木造の家、バンコクを流れる大河チャオプリヤの岸辺にも素敵な家々がまだたくさん残っています。それが慰めですね。
2007-12-26 水 01:33:53 | URL | ひかるの [編集]
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