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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

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東京 病院生活の始まり‐02 三日目(1月14日)
 今日から本格的な検査の始まりであるが、タイ・バンコクの国立チュラロンコン
 大学病院での検査結果は出ているので、それの再確認ともっと綿密に病状について知ると
 いう目的のためである。

 午前中は 胸膜にたまっている胸水の一部を取り出し、胸水の中に含まれている癌細胞の
 種類を確定するためである。
 病室にエコーによって胸水の所在を確かめる器械が運び込まれ、
 主治医と担当医の手によって、胸水が取り出された。
 担当医というのは どうも昔のインターン、今では研修医と呼ばれており、
 経験を積んだ主治医の下で医療技術を研鑽し、主治医の補助をする役割らしい。
 私の担当医のY医師は ゆくゆくは外科医を目指していると言っている。

 取り出された胸水は 病院外部の病理研究所に送られ、癌細胞の遺伝子や構造が調べられ、
 それを基に適切な治療方法と抗癌剤が選択されるようだ。
 私の場合は 腺癌なので 遺伝子によって、今 効き目のあるイレッサという抗がん剤が
 使えるかどうかを確かめるためである。

 午後からは 胸部と腹部のCT検査のために 昼食は午後3時以降になってしまう。
 バンコクでは 国立病院であるチュラロンコン大学病院の胸部のCT検査の費用が 
 7千5百バーツ、約2万円という高さに驚き、これではバンコクでは 到底 治療も検査も
 出来ないと思い、日本に急いで帰国した検査である。
 その上 順番待ちで いつ検査をしてもらえるかわからない。
 高額な治療費の私立病院に行けば、すぐに検査はしてもらえるだろうが、
 検査費用は 国立病院の2倍以上になるだろう。
 国民保険制度のないタイでは 癌は やはり死病であり、定期健康診断もないから 
 気がついたときには癌もかなり進行して手遅れ状態である。
 検査費用も治療費も抗がん剤も タイの一般庶民から見れば、
 べらぼうに高いから、お手上げである。


 病院の地下一階にある検査室で 10分もしないうちに胸部、腹部のCT検査は終了である。
 CT検査用の器械は 日本でも1台2千万円以上である。
 

 
 病院生活も三日目に入ると、体調にも余裕が出てきて、辺りをじっくり観察できることも
 出来るようになる。
 お医者さんたちも看護師さんたちも しっかり仕事に励んでいる様子がよくわかる。
 私と関わりのある看護師さんは 4,5人いるのであるが、
 顔と名前がなかなか一致してこない。
 顔と名前が一致してこないと 人間関係の深まりも生まれてこない。

 仕事を終え、私生活ではどんな生活や人間関係の中で生活しているのかわからないが、
 病院内での姿を見る限り、いたって真面目だし、顔つきもきりっと引き締まっており、
 バンコクあたりに遊びにやって来ている日本の女の子たちとは 大違いである。
 結婚年齢も高く、30歳近くなっても 未婚という看護師も多いようだ。
 看護師という厳しい職が 男性を見る目を厳しくさせるのかもしれない。
 患者のわがままや患者の生死に触れることで 大人としての目を持つことが
 出来るのだろう。

 
 夜になると胸水を抜いたところが 痛み始める。
 バンコクで胸膜の組織を切り取ったところも一緒に痛み始める。
 強い鎮痛剤をもらって、今夜は早寝だ。
 バンコクのチュラロンコン病院で胸膜の組織細胞を 小さく切り取り、取り出した場所が
 小山のように盛り上がり始め、 それが背中の右端にあたり、普通の姿勢で寝るのも
 難しくなってきている。
 がん細胞が 胸膜組織を取り出した細い道に沿って 表に出てきてしまったのである。
 抗がん剤に期待するより方法はないようだ。
 放射線療法では 対応できないようである。




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徒然なるままに | 06:46:23 | Trackback(0) | Comments(9)
コメント
ひかるのさん

昨日は突然、お見舞いに参上し失礼いたしました。
前向きの明るい気持ちで医療を受けている様子を拝見し嬉しく思いました。今朝、私のブログに下記のような記事を掲載しました。
これから大変でしょうが、全快をお祈りしています。
藤山杜人
=================================
タイのバンコックに住んでいる ひかるのさんが ガンになり1月12日に苦しい体をいたわりながら独りで成田空港へ帰ってきました。空港では車椅子で公衆電話まで行き病院の手配をし、江東区の区役所へ行き、国民健康保険証を入手し、東京厚生年金病院にその足で入院したのです。胸に水が溜まり呼吸も苦しい体で独りでバンコックの大学病院でガンの検査を受け、ガンと分かったのがこの1月の初めでした。食欲が無く、夜も睡眠が十分にとれない体は衰弱する一方でした。体力の残っている間に一度日本へ帰り医療を受ける決心をします。

彼はそれまでの苦しい状況をブログ、http://asiancloth.blog69.fc2.com/ に詳しく書いて発表していました。それが1月11日に止まり、2週間のブランクの後の1月24日に再び記事掲載が始まりました。入院に到るまでの苦しい道行きの詳報です。

日本に家族の居ない人が成田空港に辿り着き、その足で区役所へ行き、それから病院へ入ったのです。苦しい息をしながら、休み休み歩いて、電車で移動したのです。まったく他の人の世話を受けず自分の努力だけで入院したのです。不撓不屈の精神です。その精神に感動しました。感動のあまり昨日、お見舞いに行って来ました。

天は自ら助くる者を助く(God [Heaven] helps those who help themselves. )というベンジャミン・フランクリンの言葉通り、天は彼に素晴らしい病院を与えたのです。

下の写真は東京厚生年金病院の様子です。
2010-01-27 水 09:56:28 | URL | 藤山杜人 [編集]
藤山様  
 昨日は お見舞い本当にありがとうございました。
 冬の寒い季節の中に 春を感じた思いでした。

 ブログの中で知り合い、その関係が深まっていくというのは   
 奇跡のような体験です。 
 デジタルの世界が、いつの間にか 現実の世界に変わっていく
 これほどすばらしいことはありません。

 本当にありがとうございました。
2010-01-28 木 04:22:05 | URL | ひかるの [編集]
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2010-01-29 金 01:07:16 | | [編集]
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2010-02-06 土 01:10:51 | | [編集]
Re: お会い(お見舞い)できますか?
ありがとうございます。

もうじき 1時退院になります。
その後再び 再抗がん剤投与のための再入院になります。

しばらく落着かない日が続きますので しばらくは 来院はご遠慮ください。


             申し訳ありません。  木村
2010-02-06 土 16:10:10 | URL | ひかるの [編集]
Re: タイトルなし
> 今日、ブログの更新に気がつきコメントしています。
> 成田まで迎えに行けず申し訳ない気持ちで一杯です。
> 無事に病院に入られた様子で安心しました。
> 治療に入ったらまた色々大変なこともあることでしょうが、頑張って治療なさってくださいね、大変な思いをして病院まで来られた様子、お迎えに行って差し上げなくて本当にごめんなさい。私が一番近かったかもしれないのに、、、。

ありがとうございます。
つつがなく 入院できました。
皆様の心の支えの御蔭です。

 ありがとうございました。 木村
2010-02-06 土 16:12:44 | URL | ひかるの [編集]
スリランカに住んでいらした方へ

間違って コメントを消してしまいました。
ごめんなさい。

インドのサリーは多様性という面で 素晴らしいですね。
スリランカのサリーは インドのタミールナドォ州のものに
近いですね。
しかし、南インドでは 白い布を巻いていることが多いですね。
2010-02-06 土 19:42:45 | URL | ひかるの [編集]
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2010-02-06 土 20:33:01 | | [編集]
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2010-02-11 木 19:16:54 | | [編集]
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