■プロフィール

ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

■最近の記事

■Automatic translation WEB site
■最近のコメント
■最近のトラックバック
■月別アーカイブ
■カテゴリー

■FC2カウンター

■あしとも

■ブログ内検索

■RSSフィード
■リンク
■ブロとも申請フォーム
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
バンコク 温もりのある風景‐02
バンコク 温もりのある風景‐02 1

バンコク 温もりのある風景‐02 2

バンコク 温もりのある風景‐02 3

バンコク 温もりのある風景‐02 4

バンコク 温もりのある風景‐02 5

バンコク 温もりのある風景‐02 6

バンコク 温もりのある風景‐02 7

バンコク 温もりのある風景‐02 8

バンコク 温もりのある風景‐02 9

バンコク 温もりのある風景‐02 10

バンコク 温もりのある風景‐02 11

バンコク 温もりのある風景‐02 12

 朝も 6時半を過ぎると 下町の中心である市場に近づくに従って、ざわめきや
 人の生活している息づかいが伝わってくる。
 衣食住を大切にする生活が 人々の姿一つ一つに現れてくる。

 少しずつ人々が動き始めた通りを歩いて 市場の中心へと向かう。
 市場への入口となっている細い路地の手前には 今は使われていない映画館がある。
 一昔前のタイでは 人の集まる市場の近くには 映画館や昔からの伝統的な演劇を
 催す劇場のようなものがあったものである。
 市場は庶民文化の中心的な場所であったのだ。

 映画館脇の細い路地に入っていくと 東北タイ料理を売る屋台が 朝の惣菜を売る
 準備に忙しい。
 路地をどんどん進んでいくと 今度はバンコク風惣菜の屋台でも 人々は忙しく
 立ち働いている。
 その横では顔見知りのおばさんが 炊き上げたご飯を袋に詰めて売っている。
 市場の中は 朝の時間が 1番 活気に溢れている。
 肉屋、魚屋、八百屋、そして惣菜屋 人々は朝の食を求めて 市場へと集まってくる。

 市場の中を抜け、もう1本向こうにある賑やかな市場通りへと向かう。
 この辺りで1番賑やかな通りだ。
 昼間や夕方には見かけることのない僧侶の姿がある。
 下町の人々のサイ・バート(朝ご飯の喜捨)を求めてやって来ているのである。
 人々は僧侶に朝ご飯を喜捨することで徳を積み、来世に望みを託すのである。

 ― 無事成人し、周囲の反対もなく祝福のうちに出家した男子は僧侶となる。
 僧侶は上座部仏教教団サンガに属し、全227条の戒律を守り、ひたすら解脱を
 求めて精進を続けなければならない。
 人々から最高の尊敬を得ているが、その生活は最低だ。
 また最低であらねばならない。
 ゴータマ仏陀の教えによると、世俗の一切を捨てていないものは、出家したとは
 言えない。
 欲得の一切から隔絶されなければ悟りを得ることが不可能だからだ。
 僧侶は乞食(こつじき)となって人の捨てた古布をまとい、托鉢によって食を得、
 雨露をしのぐ程度の宿で休む(眠ってどうなると仏陀は説いている)。
 この苦行から現出する煩悩を逐次断ち切って前進してこそ悟りを得ることが
 できるのだ。

 僧侶の食事は1日二度、午前中にのみ採ることができる(実際は一度の寺院が多い)。
 また、一度出家した僧侶は、一時たりとも僧衣を脱いで一般人の服装をすることは
 許されない。
 街でよく見る頭髪や眉毛のない僧侶風の若者は還俗しているのであって、
 僧侶ではないのだ。

 僧侶は女性に触れてはならないし、触れられてもいけない。
 贅沢をしてはならない。にもかかわらず高級なサングラスをかけている僧侶が
 多いのは、それはたぶん誰かが 「捨てた」 ものなのであろう。
 捨てたものなら、もらっても平気。だから、人々は喜んで僧侶に物を捨て、
 そこから喜捨という言葉が生まれた。 ―

      ~ タイの仏教と宗教概説3 僧侶について
        http://www.jyaaku.com/travel/thai/buddism/buddism03.html

 
 タイの庶民の間では 仏教に対する素朴な信仰がまだ生きている。
 僧侶に対する尊敬の念も まだ失われていない。

 市場には 庶民の文化が集中しているのである。
 庶民の衣食住と精神文化がこの場所に統合されている。
 街が人々の生きる場所としての機能を失っていないのだ。

 今の日本の都市の中では 温かみのある空間、人々の生活文化を暖かく支える場所は
 失われてしまっている。
 夜明けとともに 人々の生活が始まり、人々の生活する息づかいやざわめきを
 共有出来る場所は なくなってしまった。
 そして、共存しているという実感も失われてしまったのである。
 人々は孤立し、ますます孤独になっていくのである。


++ブログランキングへの協力をお願いします。++

  ** 忘れないで **
       ↓
日本ブログ村ブログランキングに参加しています。
**面白いと思ったらクリック**
   ブログランキング・にほんブログ村へ

人気ブログランキングに参加しています。
**面白いと思ったらクリック**
  人気ブログランキングへ


バンコク風情 | 10:58:51 | Trackback(0) | Comments(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。