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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

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バンコク 炭火と卵
バンコク 炭火と卵 1

バンコク 炭火と卵 2

バンコク 炭火と卵 3

バンコク 炭火と卵 4

バンコク 炭火と卵 5

 20年以上前 タイの田舎に行くと 炊事のための燃料には 炭火を利用している
 ことが当たり前のことだった。

 50年以上前の日本の田舎だってそうだった。
 私の家も農家だったので 幼児期の頃を思い出すと、台所にはかまどがあり、
 煮物や魚を焼くのには 七輪を使っていた。
 その後 プロパンガスが使われるようになると 餅つきなどの際 餅米を蒸すと
 いった特別な場合を除いては かまども七輪も利用されることはなくなった。

 タイでも 都市では プロパンガスが普及し、屋台などの炊事を見ても、
 煮物や炒め物はプロパンガスを使い、肉や魚を焼くのには 今でも 炭火が主に
 使われている。
 炭火を使って、肉や魚を焼いた方が美味しいという理由からだが、昔はプロパンガスを
 使うと 食べ物がガスで臭くなるという人もいた。

 朝早く 市場周辺を歩いていると 路地裏では 炭火を使って 屋台で売る食べ物の
 仕込みをしている人の姿をよく見かける。
 こういう人々の姿を見ると 自分の幼年時代を思い出すようで 懐かしくなる。
 炭火の上で 魚や肉を焼いているのを見ると それだけでも美味しそうに見えてくる。
 田舎からやって来た人々は 炭火が食べ物の味を引き出すことを知っており、
 プロパンガスという便利な燃料があっても、炭火を捨てることは出来ないのである。

 昔ながらの集落の中にある雑貨屋の店先には 必ず ビニールの袋に詰めた炭を積んで
 売っている。
 そんな店に 朝1番で炭を積んだトラックがやって来て 必要な量だけ置いていく。

 大都会バンコクでも マンションやアパートに住めば、炭火やガスの使えないところは
 多い。
 使えるのは 電気コンロか電子レンジ これでは 食材の味を十分に引き出しながら
 料理をすることは出来ない。
 安全性を優先するあまり、逆に不便で 不味い食生活を押し付けられることになる。
 モダンライフとは 不味い食生活を意味するのだろう。

 古い昔ながらの集落の中を歩いていると 炭と卵だけを売っている店があった。
 昔のタイの田舎町に行くと 玉子だけを売っている店も多かった。
 昔のタイでも日本でも 卵は貴重品だったに違いない。
 七輪に火を起こし、フライパンに油をたらし、強火でタイ風オムレツ(カイ・チアオ)を
 作り、ご飯の上にかけ、ナム・プラーかシイユ・カーオをかけて食べるのは 
 タイの子供たちの好物の定番だったはずだ。
 子供に1バーツを持たせ、卵を買いに行かせ、それで昼ごはんを作ってやる。
 それは 田舎では小さな贅沢だったのだ。
 
 20年前の卵の値段は 1個1バーツだったが 今では スーパーに行けば、
 1個4バーツ、特別の卵であれば 5バーツもする。
 この卵専門店の卵の値段は 1個3バーツ以下である。
 それでも昔の3倍の値段だ。
 20年前に 1個4円だった卵が 今は8円である。

 タイ人にとっても 外国人にとっても 物価高は 悩みの種だ。
 それでも この大都会バンコクで 飢え死にしたという話は 聞かないから、
 物価高も許容範囲の中にあるのだろう。
 デフレの日本のほうが 余程 怖い世界なのかもしれない。
 タイ人から見れば 豊かだと思われている日本のほうが 
 遥かに過酷な世界になってきている。



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バンコク風情 | 13:35:54 | Trackback(0) | Comments(0)
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