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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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ネパール 貧しさの中で
ネパール 貧しさの中で 1

ネパール 貧しさの中で 2

ネパール 貧しさの中で 3

ネパール 貧しさの中で 4

ネパール 貧しさの中で 5

ネパール 貧しさの中で 6

ネパール 貧しさの中で 7

 今日は 朝から雨が降り、部屋の中にいても 寒さが身にしみる。
 不況からの出口が見えないまま、季節は大急ぎで冬に向かっている。
 失業者にとっては 過酷な季節の始まりである。
 あと10日もすれば 12月がやって来て 街は クリスマスのイルミネーションに
 あふれ、お金のない人間にとっては ますます 世知辛く感じられる12月である。
 貧しさは 日本では 苦しいものになる。

 あの貧しいと言われているネパールでも 貧しいことは辛いことであるが、
 貧しい人たちが生きていくためのシステムが まだ残っているのである。
 路上では 貧しい人たちのための床屋がある。
 20ルピー(25円)で頭を刈ってくれるだろう。
 路上のカフェに行けば、5ルピー、6ルピーのミルクティが飲める。
 川魚の唐揚げとチューラ(干し飯)なら 20ルピーで食べることが出来る。
 共同の水場へ行けば、水道代もかからない。
 廃品回収をすれば、どうにか生きていくことも出来る。
 昔の日本だって 良く廃品を集めては 生計を立てていた人がいたものである。

 貧しいスラムの中でも 貧しいもの同士の助け合いがある。
 ネパール政府が貧しいものに手を差し伸べてくれないのだから、貧しいもの同士で
 助け合って生きていくより方法はないのである。
 村から仕事を求めて親戚がやって来れば カトマンズにやってくれば、
 粗末なスラムの中の小屋も 安息の場所になる。
 電気のない小屋の中で ろうそくを灯して、食事を作り、ともに分け合って食べれば、
 ご飯(バート)と豆汁(ダール)と野菜カレー(タルカリ)という質素な食でも
 心を暖めてくれるのである。
 孤立して孤独でないという思いは 人を惨めな思いにさせない。

 カトマンズの主要な商店街のニューロードや外国人旅行者が集まるタメル地区に行けば、
 贅沢三昧の人々の姿を見かけることはあっても それは別世界の出来事で手の届かない
 生活であるが、スラムの貧しい生活の中でも 人と人との濃厚なつながりはある。
 それは大きな慰めである。

 昔のカトマンズでは カーストによって人々の住居は住み分けられていた。
 街の中心、権威の中心には王宮があり、その周りには高いカーストの人々が住んでいた。
 貧しいカーストの低い人々は 街の周辺にあたる川の近くに住んでいて、豊かな生活を
 保証されたカーストの高い人々と貧しいカーストの人々との係わりは制限されていた。
 カーストの高い人には彼らの共同体があり、カーストの低い人たちには彼らの共同体が
 あり、その中で助け合って生活していたのである。
 それは互いに刺激を与え合わないという一つの知恵であったのかもしれない。
 そして互いの生活に干渉しないということも含まれていたのだろう。

 今 豊かな人々のライフスタイルは は一戸建ての家を建て、個人主義、自由な生活を
 変わっているが、貧しいものたちは 助け合わないと生活できないから 肩を寄せ
 合って生活している。
 生活は苦しいけれど、精神的には追い詰められてはいない。
 だから、皆 明るいのである。生活の中に笑いがあるのである。
 日本の長屋の生活の中にあった助け合い、支えあいの心が残っているのである。
 貧しい人たちが 川原の空地に住み始めても すぐに追い出そうとはしない優しさが
 どこかに残っている。
 杓子定規に追い出そうとする日本の行政や近隣の住民とは 少し違っている。
 日本では 政府は不必要に法律を作り、国民の生活に干渉し、締め上げていくことで 
 皆、多くのフラストレーションを育て、他人に対する優しさを忘れていくのである。
 優しさを忘れた社会がどうなっていくのか 今の東京を見れば、よく分かるはずである。


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カトマンズ 街の風景 | 10:22:40 | Trackback(0) | Comments(0)
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