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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

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東京 再び病院へ
東京 再び病院へ 1

東京 再び病院へ 2

東京 再び病院へ 3

東京 再び病院へ 4

東京 再び病院へ 5

 展示会中は 緊張していたせいか、どうにか体調を保っていたが、3,4日前から 
 わき腹の肋骨辺りに痛みを覚え始め、咳き込むたびにその部分が傷むので胸膜が 
 おかしくなっているのではと再度病院に行くことにした。
 それに少し急ぎ足で歩いたり、階段を上ると息切れも以前より激しくなっている。
 悪化してバンコクに帰れなくなっても困ると思ったからだ。
 悪化だけはさけなくてはならない。

 今日も保険証なしでいくら治療費を取られるかと心配しながら、道を歩いていく。
 この前作ってもらった診察券を受付に出し、2階の内科の待合室で待つ。
 受付開始は午前8時半から、診察開始は9時からだ。

 私が大病をしたのは 今から30年以上前の学生時代のことだ。
 下宿生活の無理が祟ったのか 急性肺炎に罹ってしまった。
 毎晩咳と寝汗がひどく どうしようもなくなり、近所の病院に行った。
 この病院は 当時 大学の指定病院で 学生健康保険と国民健康保険を使えば、
 治療費も入院費もただだった。
 入院した部屋は大部屋で 10人近い入院患者がおり、すぐ近くのベッドには 
 脳軟化症、今では認知症と呼ばれている70歳近いおじいさんがいて、夜になると
 勝手に動き回らないように 両手足をベッドにくくりつけられていた。

 私といえば 毎朝の抗生物質の点滴と薬の投与、3度3度のきちんとした食事で
 どんどん回復し、1週間もすれば、体力も回復したが、結局1ヶ月近く入院することに
 なった。
 30年以上前の秋の10月中旬から11月中旬までのことである。
 私が入院して 2,3日目にやはり学生が同じ急性肺炎で担ぎこまれ、ベッドから
 遠かったので話はしなかったが、最後に食べた食事がカレーライスであったことを
 話していたのを耳にしたが、夜になると容態が急変し、翌日には亡くなってしまった。
 人間って 意外とあっさり死んでしまうものだと思ったが、運命とはそんなものかも
 しれない。
 あれから 30年以上経って、今なお自分が生き続けていることのほうが不思議である。

 日本での病院との係わりは 日本を離れて生活するようになってから、久しぶりの
 ことで 内科の診察室の前の待合室に座り込んでいる人たちといえば、ほとんどと
 言ってよいくらい 私より年上の老人ばかりである。
 病院と日中の公園へ行けば 確かに老人ばかりである。
 確かに日本は 老人社会になっていることを実感する場所である。
 老人たちの居場所といえば、病院と日中の公園ぐらいなのかもしれない。
 誰かのために生きる生活を失ってしまえば 生きる力も失われ、健康を簡単に
 損なうものかもしれない。
 人間 緊張した そして充実した生活をしていれば、丈夫さを維持でき、
 健康を保てるものだろう。
 私も何処か緊張感を失った老人の世界に片足を突っ込んでいる。

 診察が始まって30分ぐらいすると私の名前が呼ばれる。
 今日は呼吸器科の医師がいる日なのでやってきたが、肺には異状は見られないと言う。
 レントゲンでは肺のすべてを見ることが出来ないのでCTスキャンをすれば、見えない
 場所も見ることが出来るがどうかと訊かれるが、保険なしでは2万円かかるというので
 自分の状態を話し、1週間後にバンコクに行くので 本格的な治療はバンコクで
 受けるのでそれまでの薬、肺炎用の抗生物質も出してほしいと頼んだ。

 今日の診察代は安く、1449円だった。
 薬代は別で 病院の近くの薬局で調剤してもらい、4種類 1週間分の薬代は
 4189円だった。
 やって来る人たちに老人が多いせいか、とても丁寧で 分かりやすく薬の用途・効用の
 説明を写真付で印刷してくれたのはありがたかった。
 1度に4種類も処方されると わからなくなってしまうものである。

 帰り道は 近くの公園の中を歩いて帰ることにした。
 紅葉の季節の始まりの遅い都会の東京であるが、公園の中では イチョウの葉が
 すっかり色づいて黄金色に変わり、あと1週間もすれば、季節は秋から冬へと
 移っていくだろう。
 今の健康状態では 遠出は出来ないので 近くの公園の木々を眺めては 僅かばかりの
 秋を楽しんでいる。
 日本滞在もあと1週間である。



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徒然なるままに | 21:40:10 | Trackback(0) | Comments(0)
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