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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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東京 成田空港から東京へ
東京 成田空港から東京へ

 入国審査も税関も 何事もなく スムーズに通過し、煙草を吸いに空港の建物の外へ
 出る。
 台風の影響が残っているせいか 10月の日本なのに意外と蒸し暑い。
 風はほとんど吹いていない。
 台風がやってきたなど嘘のようである。
 成田空港の入国の際には 喫煙場所がなく、煙草を吸う人間には不親切な空港である。
 空港の外の喫煙室も 見回したところ 一箇所だけだ。

 喫煙室に入り、のんびり煙草を吸っていると 一人の日本人が話しかけてくる。
 航空機内で 隣の座席のタイ人との会話を聞いていたらしく、
 「タイ語が上手ですね。」と声をかけてくる。
 50歳近い年齢だろうか、ここ10年ぐらい 仕事のためにタイを行き来しているという話で
 1年 の半分はタイに滞在していると言う。
 こんなものを作っていると言いながら、取り出したものは 極細の銅線をコイル状に
 巻いた器具で、リュウマチに悩む人が痛む箇所にこの器具を当てて置くと痛みが
 消えるという話である。
 それをタイで生産しているらしく、タイの寺院にも寄贈してきたと言う。
 少し、詐欺師めいた雰囲気を持った男だった。
 どういう理由で 効果があるという説明はなく どうも説得力はない。

 京成電車に乗り込み、出発を待つ。
 電車に乗り込み、大勢の日本人に囲まれると 日本に帰ってきたという実感が湧く。
 隣には 年配の外国人夫婦が座りこんでくる。
 話しかけると カナダからやって来ており、JR上野駅から新幹線で秋田へ向かうと
 言っている。
 ご主人は 秋田で開かれる老人問題の会議に参加し、奥さんは温泉を楽しみにしている。
 秋田訪問の後は 再び東京、その後はお決まりの京都見物らしい。
 初めて日本にやってきたような外国人旅行者が近くにいると 出来るだけ話しかける
 ようにしている。
 異国で声をかけてもらえると 緊張や不安が軽減することもある。
 騙そうと思って近づいてくる人間は困るけれど、親切心から声をかけてもらえると
 助かることも多い。
 インドやネパールを旅していたときに受けた親切は いつまで経っても忘れないものだ。

 京成電車沿いの千葉の田園風景の中を電車は走っていく。
 昔ながらの灰色の瓦屋根の農家を見ていると 遠い故郷の景色が思い浮かんでくる。
 白壁に素焼きの灰色の瓦屋根の木造家屋 それが私にとっての 日本の家屋である。

 電車は 京成船橋駅へと滑り込んでいく。
 ここでJR船橋駅に乗り換えだ。外出るともう夕暮れである。
 JR船橋駅のホームに立つと 西の空が 夕焼けで染まっている。
 夕焼けを眺めているうちに こんな歌が ふと浮かんできた。
 40年近く前によく耳にしていた友部正人の『一本道』である。
 40年前に立っていた自分の地平も 今も 結局同じ地平にあり、少しも前に進んで
 いないような気がしてくる。
 変わったのは年を取った自分と世の中だけである。


    一本道 / 友部正人    
     
            友部正人 作詞・作曲


     ふと後をふり返ると
     そこには夕焼けがありました
     本当に何年ぶりのこと
     そこには夕焼けがありました

     あれからどの位たったのか
     あれからどの位たったのか

     ひとつ足を踏み出すごとに
     影は後に伸びていきます
     悲しい毒ははるかな海を染め
     今日も一日が終わろうとしています
     しんせい一箱分の一日を
     指でひねってごみ箱の中

     僕は今 阿佐ヶ谷の駅に立ち
     電車を待っているところ
     何もなかった事にしましょうと
     今日も日が暮れました
     ああ中央線よ空を飛んで
     あの娘の胸に突き刺され

     どこに行くのかこの一本道
     西も東もわからない
     行けども行けども見知らぬ街で
     これが東京というものかしら
     たずねてみても誰も答えちゃくれない
     だから僕はもう聞かないよ

     お銚子すき間からのぞいてみると
     そこには幸せがありました
     幸せはホッペタを寄せ合って
     二人お酒をのんでました
     その時月が話しかけます
     もうすぐ夜が明けますよ

 一本道 / 友部正人
 http://www.youtube.com/watch?v=nDOykhBu04I&feature=related


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徒然なるままに | 10:34:56 | Trackback(0) | Comments(0)
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