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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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バンコク バーン・クルア 葬儀
バンコク バーン・クルア 葬儀 1

バンコク バーン・クルア 葬儀 2

バンコク バーン・クルア 葬儀 3

バンコク バーン・クルア 葬儀 4

バンコク バーン・クルア 葬儀 5

バンコク バーン・クルア 葬儀 6

バンコク バーン・クルア 葬儀 7

バンコク バーン・クルア 葬儀 8

バンコク バーン・クルア 葬儀 9

 昨日は 台風16号の余波で 午前中は雨が降っていたバンコクだったが、
 午後からは 雨も止み、曇り空に変わった。
 ご飯は 前日に炊いていた残りがあったので 何か 昼食用のおかずでも買おうかと
 外に出かけた。
 すぐ近くで手に入れようと思ったが、雨上がりで売っているおかずが少ない。
 仕方がないので 下町の市場辺りまで 散策代わりに歩くことにした。
 路上のおかず売りの露店も 雨が上がったばかりのせいか、盛況ではない。
 市場の中に入っても 同じことだった。

 それではと思い、イスラム教徒の住むバーン・クルアの端にある惣菜を売る場所で
 3点ほど惣菜を買った。
 先日まではラマダン(断食の月)で ひっそりしていたこの場所も 少し賑やかに
 なっている。
 ここでは おかずをビニールの袋に入れてもらって、1袋15バーツ、市場では
 昼間は20バーツである。

 おかずをぶら下げて バーン・クルアの集落の中を センセーブ運河沿いの遊歩道を
 歩いていると 途中 集落のイスラム教徒のチャム族の人たちが 大勢集まっている。
 近くにいた時々パンやクッキーを買う手作りの店の女主人に 何事かと訳を訊くと
 葬儀のためだと言う。
 76歳の女性が亡くなり、これから 死者を入れた棺をモスクまで 皆で運ぶために
 集落の人々が集まっている。
 集落の長老たちが 行列の先頭を歩き、その後に棺を載せた手押し車が続いて行く。
 北バーン・クルアの大勢の住民たちも モスクに向かって歩き始める。
 私もその後ろについて 一緒に歩き始める。

 モスクに到着すると大勢の人々である。
 葬儀に参加出来る北バーン・クルアの人々が モスクの外にも中にもあふれている。
 棺は 2階の礼拝堂に運ばれたようだ。

 集落全体で なくなった人を見送るということが このイスラム教徒のチャム族の
 あいだでは まだ当たり前のこととして行われている。
 こんなところにも 集落のイスラム教徒の絆の強さを感じさせる。
 一旦 モスクに棺を納め、祈りを済ませ、そのあと すぐ近くにある墓地に運ばれ、
 埋葬されるようだ。

 ラマダンの後の集まりといい、この葬儀といい、行事をいうものが集落の
 イスラム教徒のつながりを再確認する機会になっている。
 この葬儀の様子を見ていると カトマンズのネワール族の葬儀を思い出した。
 ネワール族も血縁関係・カーストを中心とした強いつながりを持った共同体を持って
 いる。
 共同体を中心にした行事は イスラム教徒より多いだろう。
 行事というものが 共同体のつながりを強固なものにし、再確認の役割を果たして
 いることがよくわかる。

 イスラム教徒の間では お金の貸し借りには利子をつけないことになっている。
 商いの上での貸し借りであれば、儲けが出れば、その儲けの中から 貧しい人たちや
 社会奉仕のために喜捨される。
 こんな制度も 共同体を強める役割を果たしているようだ。

 カトマンズのネワール族にしろ、バーン・クルアの集落のイスラム教徒 チャム族に
 しろ、強いつながりを持った共同体が維持される限りは 人々は 助け合い、心の
 安定も得ることが出来るだろう。
 ネワール族も チャム族も 大半の家は 三世代家族が当たり前で 生活文化の伝承が
 世代から世代へと自然に行われている。
 
 こうした生活文化の伝承が途切れたところで 不安定な社会が生まれ、
 地域共同体のない社会に変えてしまっている。
 その見本が 日本の都会である。
 家族のつながり、他者とのつながりが 薄れていけば、
 犯罪に対する抑制作用もなくなってしまう。
 親に顔向けが出来ない、世間様に申し訳ないという気持ちは生まれてこないのである。


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バンコク 運河の辺の街 | 11:30:44 | Trackback(0) | Comments(0)
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