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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

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バンコク 路地裏の世界‐02 働く人たち
バンコク 路地裏の世界‐02 働く人たち 1

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バンコク 路地裏の世界‐02 働く人たち 10

 タイにやって来て、工場を造る、あるいは飲食店などを開業する日本の人たちが
 タイ人は怠け者だという話をよく耳にすることがある。
 先日、私の住んでいるマンションのセンセーブ運河の向こうにある下町の市場の
 ある通りに行ってみた。
 市場周辺には たくさんの細い路地があり、棟割長屋のような長い建物が 
 路地をはさんで両側に建っている。
 棟割長屋の1階の多くは 家内工場のような作業場になっている。
 どんな仕事の作業場かといえば、洋服の縫製、貴金属の加工、洗濯屋、オートバイの
 修理屋、機械部品の修理屋、食べ物屋などで そんな作業場が どの路地に行っても
 たくさんある。

 バンコクの暑い亜熱帯の気候の中で 人々は 冷房もなしに 朝から晩まで 
 働いている。
 暑いということには 慣れているにしても 作業場の中の気温は 30度を
 越えているだろう。
 これだけでも 過酷な作業であることがわかる。
 こういう状況の中では 作業場の主人も 日本人並のルール尽くめの押し付けは
 出来ない。
 主人の都合ばかり 言っていれば、居心地が悪くなり、雇用人たちも逃げ出して
 しまうのも当然である。
 そんなタイ人の姿を見て、日本人の工場主や上司たちは タイ人は怠け者だと
 言うこともあるようだ。
 亜熱帯という気候の中で 日本人並みに性格で勤勉な仕事を要求することに無理が
 あることに気がついていないのである。
 働くタイ人たちの10倍、15倍近い給料を手にする日本人とタイ人の従業員との
 意識の差があるのが当たり前だ。
 タイは人件費が安いという理由で工場なり、作業場をバンコクに移転し、安い給料で
 亜熱帯の暑い気候の中で 日本人並の仕事を要求すること事態が 所詮 無理なことだ。

 ましてや タイ人経営の工場や作業場では 文句を言うことはあっても 
 従業員に対して厳しいルールを押し付けることはない。
 どちらかといえば なあなあの関係といってよいかもしれない。
 そうしなければ 安い給料で気持ちよく働くことが出来ないのを知っているからだ。
 日本人の工場や飲食店の従業員の給料が タイ人の工場や飲食店の従業員の給料の
 2倍3倍以上であれば、タイ人の従業員も少しは我慢することもあるかもしれないが、
 人件費が安いからと思ってやってきている日本人経営者は そこまで給料を出すことも
 しないで、タイ人従業員が 日本人並みに仕事をしないことに嘆くのである。
 タイのような暑い気候の中で 対価なしに 勤勉に働くことなど 誰も出来ないのが
 当然である。

 路地裏の小さな作業場で働く人を見ても、路上で屋台を開いて商いに精を出している
 人たちを見ても タイ人が怠け者であるとは感じられない。
 暑い亜熱帯の気候の中で 汗水たらして働かなくてはならないのは大変だなと
 思うだけである。
 日本にいる日本人並の仕事をすれば、身体だって壊してしまうに違いない。
 日本から安い賃金を当て込んできている日本人経営者を見ると タイ人の貧しさに
 付け込み、金儲けを企んでいるとしか思えない。
 タイ人は 働かない(日本人並みに)といつも愚痴を言っている日本人経営者ほど、
 身勝手な人間が多い。
 日本でも同じだが、近頃の経営者は 自分の利益ばかりを考え、従業員の生活など
 考えようとしない。

 タイ人にとっては 生活を楽しむことが第一で 仕事は二の次のようである。
 生活の楽しみを犠牲にしてまで、仕事のために尽くすということはないだろう。
 そこがわからないと 日本人のところから タイ人たちは逃げ出してゆく。
 無理なく気持ちよく働けることが1番なのである。

 少なくとも 汗水たらして働くタイ人であるだけで 生活に対して誠実なのである。
 色が白くて スタイルが良くて、美人であれば、簡単に水商売で身を立てることも 
 簡単に出来るバンコクの社会である。
 ハンサムであれば すぐさま そんな女たちのひものようになって生活することも
 出来る。

 金持ちの息子や娘であれば、大学まで通い、冷房付のオフィスで働くなり、親の
 事業を継げばいい。

 路地裏の作業場で働く人たちを見ていると お金は汗水たらして稼ぎものという
 誠実な姿を感じてしまう。
 そうした人々に光をあて、未来に希望や夢を与えるのが 日本からやって来た
 日本人起業家であればいいが、大半の日本人は タイは賃金が安い、日本人並みに
 働かせようというのでは まさに吸血鬼である。
 タイの習慣や人間関係に目を向けず、日本の理屈を通そうとすれば、
 タイ人たちは逃げ出して行く。


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バンコク ある風景 | 12:10:28 | Trackback(0) | Comments(2)
コメント
同じ人間ですから
仰るとおりです。同じ人間なんですから 多少の能力の差があるのは仕方ないけど、努力だけでは追いつけないことぐらい判っているはずです。みんな生きることに真剣なんですよね また 訪問させて頂きます
2009-09-25 金 21:17:34 | URL | 小心者 [編集]
Re: 同じ人間ですから
バンコクの暑さの中で 皆よく頑張っていると思います。
この辺りの路地裏には 無数の作業場があります。
働くこと、生活すること、食べること 人間の生きている姿の基本があります。

地方からやって来て この場所に住み着き、生き抜いている姿を見ると
歓楽街で生きているタイの人々とは 違う世界があります。
こんな世界があることを タイに来た日本人にも知ってもらいたいと思います。
2009-09-25 金 23:27:45 | URL | ひかるの [編集]
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