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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

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バンコク 夕暮れの中華街‐04 裏通り
バンコク 夕暮れの中華街‐04 裏通り 1

バンコク 夕暮れの中華街‐04 裏通り 2

バンコク 夕暮れの中華街‐04 裏通り 3

バンコク 夕暮れの中華街‐04 裏通り 4

バンコク 夕暮れの中華街‐04 裏通り 5

バンコク 夕暮れの中華街‐04 裏通り 6

バンコク 夕暮れの中華街‐04 裏通り 7

バンコク 夕暮れの中華街‐04 裏通り 8

 中華街の表通りは 商いの場所であるが、裏通りは中華街に住む人たちの生活の
 場所である。
 たくさんの人々の行き交う表通りに比べれば、どこかひっそりした静けさがある。
 表通りの喧騒から逃れて、路地の御茶屋に座り込んで、夕暮れ時をのんびりと過ごす
 年寄りたちの姿をよく見かける。
 商いの一線から退き、息子たちに商いを任せ、老後の時間を仲間たちと過ごす至福の
 時間といってよい。
 中華街に生まれ、中華街に育ち、中華街で結婚し、商いに精を出しながら、子供を
 育て、老後はのんびりと隠居の身になって過ごす。
 これが中華街の年寄りたちの理想の生き方なのだろう。

 裏通りにある年寄りたちの集まる御茶屋には 年老いた中華街の男たちの姿はあっても
 女たちの姿はない。
 息子たちやその嫁たちが商いに精を出している間、家のこと、孫の世話でも
 しているのだろうか。
 何だかんだと言っても 中国人社会は男社会である。
 アユタヤ王朝の時代から 7,8百年に渡って 中国から出稼ぎ、移住を繰り返し、
 このバンコクの地を中心に 経済的な勢力を広げてきた人々だ。
 現王朝のチャックリ王朝が バンコクのラッタナコウシン島に王宮を構えるまでは
 中国人たちはこの島に住み、貿易に従事していたのである
 その頃までのバンコクの住民の大半は中国人たちであったといっても嘘ではない。
 中華街が 本格的に出来上がっていくのは チャックリ王朝以降のことである。

 旧王宮のあるラッタナコウシン島と中華街を隔てているのは ポッド運河、
 中華街の広がりと共に オンアン運河が出来上がり、中華街の外枠を形成する
 パドン・クルン・カセム運河が造られていった。
 三つの運河に護られ、そして三つの運河を交通手段として発展してきたのが
 中華街である。

 この2百年以上に渡るタイの経済の歴史は この中華街の変遷の歴史でもある。
 本土中国から 夢を求めてタイのこの中華街を目指してやって来た中国人たちの
 成功の証が この中華街にある。
 それを支え続けてきたのが 中華街の裏通りの御茶屋で 茶を啜っている老人たちで
 ある。
 男たちは汗水たらして 外で働き、女たちは家庭を護る。
 血族を大切にし、先祖を敬うという生活文化は 今でも生き続けているのである。

 古い時代から中国本土から出稼ぎ、移住を繰り返す中で、再び本土へと帰って行った。
 中国人もいれば、肉体労働の苦しさからタイの地で命果てた無数の中国人たちも
 いることだろう。
 中華街は 出稼ぎの肉体労働の苦しさから解放されるための麻薬の巣窟でもあった。
 冷気茶室と呼ばれた売春宿は その前進はアヘン窟だった。
 アヘンが禁止され、残ったアヘン窟が冷気茶室という売春宿に変わっただけである。
 その売春宿 冷気茶室も 今は姿を消してしまった。

 何代にも渡り、この中華街に住み続けることが出来たというのは 成功の証でもある。
 中華街の密集した裏通りにある住居から出て、御茶屋で 憂さを晴らすというのは
 ここに住む老人たちの楽しみの一つだ。
 昔からの仲間との思い出話も弾む。
 無鉄砲な青春時代を もう一度 仲間と共に思い出す機会を この御茶屋の一角で得る。
 生まれ育った場所で 老後を家族や仲間たちと共に過ごすことが出来る、
 それは人生の、人間の幸福の一つと言えるだろう。



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バンコク 中華街 | 10:39:18 | Trackback(0) | Comments(0)
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