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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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バンコク 夕暮れ 甦る時間
バンコク 夕暮れ 甦る時間 1

バンコク 夕暮れ 甦る時間 2

バンコク 夕暮れ 甦る時間 3

バンコク 夕暮れ 甦る時間 4

バンコク 夕暮れ 甦る時間 5

バンコク 夕暮れ 甦る時間 6

バンコク 夕暮れ 甦る時間 7

バンコク 夕暮れ 甦る時間 8

バンコク 夕暮れ 甦る時間 9

 9月も10日を過ぎる頃になると 夕暮れ時になると 気温も下がり、外へ
 散歩に出たくなる。
 近頃は 雨もよく降り、それがバンコクの暑い季節を和らげてくれているようだ。
 日本の気候のように 秋の訪れを感じることはないが、気温の変化が 人の身体に
 季節の変化を感じさせてくれる。
 やはり、1年中で 1番 降雨量の多い9月である。
 この頃では 1日に1度は雨が降る。

 部屋にいつも置いてある果物が切れてしまったので、センセーブ運河の向こう側に
 ある下町の市場のある通りに 買出しに出かけた。
 チェンマイ産の柿を求めて 探していたが、この前まで路上の至るところで売られて
 いた柿の姿はない。

 市場の裏側にある路地を通って 市場の表通りへと出ることにした。
 夕暮れ時の薄闇から 夜の闇に変わり始めた路地裏の縦割り長屋では、そろそろ
 夕食の時間を迎え、皆 家の中に引きこもり 夕餉の用意に向かっている。
 老夫婦が長椅子に寝転がり、休息のときを迎えている。
 静かな 静かなひとときである。

 表通りからやって来ると この路地裏の世界だけは 昔と変わらぬままの時間が 
 夕暮れ時になるとやってくるらしい。
 路地を抜け、市場に入り込んでみると ここも同じように 心に染み入るような
 時間の流れがあり、物を商う形は 数十年前と少しも変わっていない。
 肉屋、八百屋、総菜屋、雑貨屋 その古めかしい商いの形は 人間と人間、
 売り手と買い手の直接の交流の世界が残っている。
 夜の闇の中に 裸電球の光で浮かび上がって来る世界は 昼間の世界とは別のものだ。
 衣食住を大切にして 生活し、生き抜いている人々の素顔が そこにはある。
 心の健康が その顔には 当たり前に浮かび出ている。
 素顔のままで生きることが出来る世界、それがバンコクの下町の姿だ。

 ここにやって来ると 私もほっとする。
 見栄を張って、無理することのない世界がここにあるからだ。
 貧しいその日暮の庶民に寄り添った暖かい世界が ここには生き続けている。
 たとえ 収入が少なくても この市場通りにやってくれば、どうにか生活出来るものだ。
 一袋半額になった惣菜、夜になると安くなる果物や野菜などの生鮮食品、工夫すれば、
 少ない収入でもどうにかなる。
 ここには 贅沢という言葉はない。
 生きるために必要なものを 出来るだけ安く買い求める場所である。
 昔の日本もそうだったのだ。
 貧しいものを支える場所が 至るところにあったのだ。
 そんな優しさのある世界だったはずなのである。
 このセンセーブ運河の近くの市場通りのように。 

 私も一袋半額の10バーツの惣菜を2種類、そして 小さなよく熟れた西瓜の半分を
 提げて、家路に向かうことにしよう。



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バンコク 運河の辺の街 | 17:44:27 | Trackback(0) | Comments(0)
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