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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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バンコク 集落 バーン・クルアを歩く‐02 生活の匂い
バンコク 集落 バーン・クルアを歩く‐02 生活の匂い 1

バンコク 集落 バーン・クルアを歩く‐02 生活の匂い 2

バンコク 集落 バーン・クルアを歩く‐02 生活の匂い 3

バンコク 集落 バーン・クルアを歩く‐02 生活の匂い 4

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バンコク 集落 バーン・クルアを歩く‐02 生活の匂い 11

バンコク 集落 バーン・クルアを歩く‐02 生活の匂い 12

 暑いラオスのビエンチャンからバンコクに帰ってくると、毎日スコールがやって来て
 過ごしやすい毎日だ。
 
 9月1日の今日は 朝から 何度も雨が降り、1年中の1番雨の多い月、9月に入った
 ことを証明しているかのようだ。
 そのくらいに今年の8月のバンコクの雨期は 雨が少なかった。

 雨の合間を縫うように チャム族の集落 バーン・クルアへ 昼間の惣菜を買いに
 出掛けた。
 雨上がりの薄曇りの天気で 気温は上がっていないが 湿度はある。
 地方からの出稼ぎの人々が多くやって来て 人口増加の激しいバンコクは 
 ただ人ばかり増えて、人間同士の関わりは薄れていくばかりである。

 そんな中にあって、このイスラム教徒の集落 バーン・クルアは 特殊な地域である。
 バンコクに アユタヤ王朝が ビルマ軍によって破壊され、王都をバンコクに
 遷都した際に アユタヤに住み着いていたイスラム教徒たちも一緒にバンコクに移動し、
 シャム王国の水軍の傭兵として センセーブ運河の辺に住むことを許された。
 アユタヤに住んでいたチャム族もカンボジアからやって来た人たちで もともとは
 ベトナム中部に建国されたチャンパ王国の末裔である。

 アユタヤから移住してきたときには それほどの数は居なかったのだろうが、
 カンボジアや南タイに住んでいたチャム族たちもこの場所の移住し、大きな集落に
 なっている。
 今では 経済的に豊かなチャム族の人たちは 別の場所に移り、空き家になった家は
 東北タイから出稼ぎにやって来た人々に賃貸しされているようだ。
 今でも バーン・クルアに住んでいるチャム族の数は多い。

 この集落の中には 運河沿いの遊歩道の脇、奥まった集落の通路を利用して 
 ささやかな商いをしている食べ物屋が多い。
 東北タイ料理の屋台は ここに住み着いている東北タイからやってきている人の店だし、
 牛肉料理や鶏肉などの揚げ物、ケーキなどのお菓子類の店は 
 イスラム教徒 チャム族の店だ。

 集落の狭い通路脇に建った家の前面を利用したチャム族の人たちの小さな食べ物屋や
 雑貨屋があり、それが 集落に住む人々の触れ合いの場所になっている。
 迷路のような集落の中の通路は まるで人間の血管のように入り組み、その通路は
 人々の伝達の通路のようだ。

 日中歩けば、通路側の戸は開け放してあり、集落の人々の生活がそのまま見える。
 他人に家の中など見られることなど少しも気にしていないようだ。
 互いに家庭の中を分かり合うことで 信頼関係を増していくのだろう。

 惣菜を作るのに忙しい家の中を覗いてみた。
 家族総出で 様々のおかずを作っている。
 年老いた母親、その息子と嫁が 昼間にサイアム・スクウェアーで売るための惣菜を
 作るのに奮闘している。
 家族 皆で 生活を支えあっているのである。
 どんなに忙しい生活の中でも 支えあって生きるつながりがあれば、
 それは幸せにつながるはずだ。
 母の知恵を 息子や嫁に そして孫に伝えて行く形が残っていることで 
 その家族は一族として豊かな濃厚なつながりを残しながら、続いていくはずである。
 それは大きな財産だ。
 バンコクの中で タイの中で少数民族として生活していくためには 家族間の
 つながりは 大きな力になる。

 集落 バーン・クルアは 家族、近所、地域が 有機的に結びついている貴重な社会だ。
 変化の著しいバンコクの中で こんな集落が200年近くも存続していることは
 驚異的なことである。
 このイスラム教徒 チャム族の集落 バーン・クルアも ここを離れていく人も多く、
 そのあとには 地方からの出稼ぎの人たちが多く住み着き始めている。
 今は まだ治安は維持されているようだが、見知らぬ人たちが増えていけば、
 集落も変わっていくだろう。
 それまでは じっくりこの集落を眺めていたい。



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バンコク 運河の辺の街 | 19:01:19 | Trackback(0) | Comments(0)
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