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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

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バンコクから 隷属の認識
 8月18日に衆議院選挙の公示が行われた。
 鹿児島での民主党決起集会で、日の丸の旗を切り貼りした党旗が掲げられたことが
 波紋を呼んでいる。
 支持者が不用意に作ってしまったというが、麻生首相が公示前日の党首討論で取り
 上げる騒ぎにもなっているということである。

 ネット右翼と呼ばれる人たちのブログでも 日本の国旗を切り刻んだという記事が
 氾濫している。

 国家や国旗に大きな意味を感じない私からすれば、何を大騒ぎしているのだろうと
 しか思えない。
 2,30年前なら 大して問題にはならなかったことも 国旗・国歌の議論が風化し、
 そんな中で育った若者たちは 国旗・国歌の裏に流れている歴史の重みについては
 考えなくなっている。
 そんな若者たちがネット右翼として 国家存亡論を繰り広げている。

 私がよく読むブログの一つに 
 晴耕雨読(http://sun.ap.teacup.com/souun/)というブログがある。
 良質の知が 至るところにあふれているブログである。

 そのブログの中の記事にこんなことが書かれていた。

 「抜け出す第一歩は「隷属の認識」」 
 http://sun.ap.teacup.com/souun/178.html からの抜粋

 ~ 「感じにくい隷属」
 国際寄生者は、巧妙に「知的謀略」を駆使して、宿主構成員(我々)が奴隷であることや
 隷属していることを感じたり認識しないようにしてきた。

 「自分と家族が共同体のなかで自立して生存できる条件を保有していないこと」を、
 土地に縛られない自由の獲得だと説明している。

 民主制を基礎とした国家にすることで、自分が命を失うことになったり、相手を殺す
 ことになる侵略戦争を担うことを義務と考えたり愛国心の発露と信じるよう仕向けて
 いる。

 女性は男性に隷属させられており、女性が“社会”に進出して経済的に自立することが
 解放だとされている。

 そして、失業者が大量に発生しながら財が余るという過剰な生産力(高い生産性)が
 実現されていながら、市場原理や経済理論を持ち出して、それは仕方がないことであり、
 年金などが切り詰められるのもやむをえないことだと説明している。

 今書いた四つのことを一つでもその通りだと考えている人は、国際寄生者にすっかり
 隷属していると断言する。

 人は、生きていくために、他者と共に外的自然と巧く付き合いながらそれを自分の
 ために改変しなければならない。

 人(人的自然)は、否応なく、土地(外的自然=自然的自然)に縛られている存在
 なのである。

 縛られていないと考えがちなのは、お金でお金を稼ぐ人・知的活動でお金を稼ぐ人・
 政治的支配者といった、圧倒的多数の他者を自分の生存から快楽の手段と位置付けて
 いる階層である。

 女性が家族の面倒を見るのは、役割分担でしかなく、別に男性への隷属ではない。
 (男女が逆でもいいのだが、出産と育児という役割を女性が担うほうが 都合が
 いいだけのことである。)

 女性を家族から切り離すのは、個人主義的自由主義と同じで、人々のバラバラ化を
 通じて隷属構造をよりスムーズに維持するのが目的である。

 共同体を崩壊させて国家的統合に変えたように、家族を崩壊させることで人々の絆を
 なくし、寄生者に直接的に隷属させようとしている。

 国際寄生者は、人々の絆を恐れている。それは、自分たちへの対抗力につながるもの
 だからである。無力な個として、持っている活動力を自分たちの“養分”吸い上げの
 ために発揮してもらえばいいと考えている。

 もう一つの目的は、経済合理性である。家族を養うために一人が働くだけであれば、
 家族分の生存費を給与として支払わなければならない。

 しかし、家族から複数の人が働きに出れば、一人に支払う給与は抑えることができる。
 (米国の50年代から現在に至る“中流家庭”の変遷を顧みればこのことがわかる。
 かつては、お父さんが働くだけで、家と自動車を持ち、子供たちを大学に送ることが
 できたのである)

 長期にわたる学校教育と日々発信される膨大なメディア情報を素直に受け入れることで、
 隷属性が高まる仕組みができ上がっている。

 現在の多数派の人々(寄生されている人々)は、奴隷以下家畜以下の存在になって
 いながら、自由だと錯誤する倒錯的隷属者になっているのである。

 国際寄生者が、ここまで巧妙につくり上げた「隷属システム」を捨て去り、寝た子を
 覚ますような奴隷化政策をとることはないのである。
 (近代奴隷制を廃止させたのは、国際寄生者であることをお忘れなく)

 国際寄生者は、米英の国家支配層を先兵として「対イスラム戦争」を展開しているが、
 それとてただの“戦争狂”であるが故に行っているわけではない。

 彼らとて、目的を早期に完遂させて“平和な世界”を築きたいと考えている。

 早期に完遂させて“平和な世界”を築けば、先進諸国の多くの人が素晴らしい現実が
 戻ってきたと感じ、さらに隷属性が高い新たな「世界」を素直に受け入れると夢想
 しているであろう。

 国際寄生者は、「近代以後」(ポストモダン)を構想しながら、それに向け現在を
 動かそうとしている。

 「対イスラム戦争」は、行き詰まった「近代」を根底から変えるためのものである。

 それを完了させれば、ブッシュ的圧制も終わり、国民国家の在り様も変わり、経済的
 政治的国際システムも変わることになる。

 現在でもいいし、バブルに浮かれていた時期でもいいし、目に見える勢いで生活が
 良くなった高度成長期でもいいが、どの時点でも隷属性を感じなかったという人は、
 今後の世界でも隷属性を感じることはないのである。

 感じ取りにくくなった隷属構造から抜け出すためには、隷属性を論理的に認識する
 しかない。そして、隷属性を認識すれば、隷属性を感じることになる。

 ハイテク物語とおどろおどろしい表現で予言される「未来の奴隷化」を危惧するのも
 大事だが、それ以上に重要なのは、現在の隷属性をきちんと認識し、そこから抜け出す術を
 見つけ出すことである。

 現在の隷属性を認識していても、落胆することもあきらめることもない。

 隷属性を認識しながらも、自分や家族のために働き、片隅で束の間の心地よさを味わい、
 “その時”がやってくるのを待てばいいのである。
 (刹那的な快楽や物欲も忌避する必要はない)

 隷属性を認識していれば、心地よさを感じる対象も変わり、刹那的な快楽や物欲の
 充足行動も変わる。

 “その時”はそう遠くないうちに(もうまもなく)やってくる。

 しかし、“その時”に、神が審判を下したり、救世主と悪の大魔王が壮絶な戦いを
 繰り広げた結果として、隷属のくびきから逃れられるわけではない。

 “その時”までに現在の隷属性を認識する人が増え、“その時”までに見出した隷属
 克服法が合理的なものであり、“その時”までにそれを実現しようと思う人が多数派を
 形成しているかどうかで決まることになる。

 それができていなければ、“その時”がやってきても、巧妙な「隷属システム」は
 継続し続ける。(“その時”は既にやってきているのかもしれない)

 自覚していないとしても、隷属を強いられている人々が主体的に動くことがなければ、
 “その時”がそのままずっと続くだけである。

 主体に取り組むことなく、神や救世主の力もしくは世界史的理性や自然の摂理によって、
 “その時”が解決されることはない。~


 この四つの視点は この10年の日本の姿を如実に現しているものだ。
 いや それは戦後日本の歩んできた経過に他ならないが、この10年間がその集大成
 であったのかもしれない。
 伝統的な家族制度の崩壊、人々のつながりの希薄になった地域共同体、日本の国益など
 考えようともしない政権や大企業、増え続ける悪質な犯罪、偏向し、批判力を失った
 マスコミ(新聞・テレビ報道)、こんな集団が 愛国だの、国旗だの国歌だのと声高に
 主張し始めることには嫌悪の感情しか湧いてこない。

 企業の都合に合わせて安い賃金で派遣社員を雇い、都合が悪くなれば、さっさと解雇、
 年収2百万円以下の労働者は1千万人を超え、年収3百万円以下の労働者の数は 
 50%を超え、医療も福祉も 悪化の一途、凶悪犯罪は 増える一方、こんな国に
 誰がしたと訴えたい。

 こんな現状を見据えることなく、国旗だの国歌だの愛国だのと言わないでほしい。
 皆 安心して住める場所がほしいだけである。


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徒然なるままに | 12:18:36 | Trackback(0) | Comments(0)
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