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Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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アジアの街角 1枚の写真から‐72 サドゥー
アジアの街角 1枚の写真から‐72 サドゥー

 カトマンズの街を歩いていると 多くのサドゥーたちに出会う。
 特にカトマンズの有名な寺院の中には 多くのサドゥーたちが住み着いている。
 サドゥーというのは 世俗を離れ、真実の道を究め、神々への信仰に身を捧げる人
 なのだろうが、カトマンズでの彼らの姿を見ていると そういったことは感じさせない。

 私の住んでいる近くにあるバグマティ川に架かる橋の近くに ラーマ寺院、
 ナラヤン寺院という今から 150年前に建てられた寺院があるが、そこは
 サドゥーたちの溜り場のような場所で 寺院を囲む建物の中には多くのサドゥーたちが
 住み着いている。
 老いたサドゥーもいれば、若いサドゥーもいる。
 昼間の3時を過ぎると 寺院近くの路上のネパールのミルクティーを飲ませる店の
 周りに群がって 話に夢中のサドゥーたちの姿を見かける。
 夕方を過ぎると 住み着いている寺院の建物の前で 夕餉の準備をしている。

 インドの叙事詩『ラーマーヤナ』や『マハバーラタ』の中にも こうしたサドゥーたちの
 話が出てくるが、そのサドゥー達の大半は 森や山の中に住み、俗世間から離れ、
 自給自足の生活をしていることが多い。
 そして厳しい修行を通して様々の超能力を身につけるという話がよく出てくる。

 しかし、インドからやって来ているカトマンズのサドゥーたちは 俗世間を離れては
 生活出来ないようである。
 私が住んでいる家にも 毎朝のようにサドゥーがやって来て 「ラーム、ラーム、サー」
 と大声を張り上げ、お金なり、食べ物の喜捨を求めている。
 家の家主が出てくるまで 10分でも20分でも叫び続けている。
 街中でサドゥーにカメラを向け、サドゥーがそれに気がつくと すぐさま お金を要求
 されるから、うっかり写真など撮ることも大変だ。
 外国人観光客からすれば、その異様な姿、メイキャップから興味深い存在なのだろうが、
 観光客に媚を売る様子を見ていると 一般人より余程世俗的で生臭く見えてしまう。

 私などから見ると ヒンズー教という宗教を利用した高級物乞いのように思えて、
 心惹かれることはない。
 サドゥーは 菜食主義者といっても インドでは 菜食主義など珍しいことでもなく、
 むしろ、太古の昔のように森や山に籠り、修行に勤しみ、超能力を極め、そのことから
 一般の人から尊敬を集めたり、恐れを抱かせるサドゥーであれば、これはこれで 興味
 深いものであるが、この頃のように お金を苦労しないで簡単に手に入れることの
 手段として サドゥーになるというのでは 魅力は感じない。

 この前も家への帰り道 私の前をサドゥーらしき老人が歩いていた。
 そのサドゥーの前を 彼の家族らしい若い母親と幼い子供が歩いていた。
 彼の娘と孫なのか、あるいは若い妻と子供なのかはわからない。
 サドゥーとは世捨て人なのかと思っていたが そうではないらしい。
 履いている靴なども 今流行りの靴で サドゥーのイメージとは かけ離れている。
 彼らの後ろについて歩いていくと 私のいつもの帰り道と同じ道で バグマティ橋の
 袂のラーマ寺院を囲む建物の中へと入っていった。
 彼らもラーマ寺院で生活するサドゥー達の仲間だったのである。

 ラーマ寺院に住み着いているサドゥーたちが 何か修行らしきものをしているのを
 見たことがない。
 大半は 午前中は お金と食べ物(米、小麦粉、豆など)集め、それが終わると、
 午後は 群がって話し込んでいるだけである。
 カトマンズでは そんなサドゥー達が年々増えている。
 昔は パシュパティナートでの祭り、シバラットリーの際、多くのサドゥーたちが
 インドから押し寄せてきたが、今では1年中いつでも多くのサドゥー達がいる。
 過酷なインドに比べて カトマンズは居心地の良い場所なのだろうか。



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アジアの街角 1枚の写真から | 16:38:55 | Trackback(0) | Comments(0)
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