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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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バンコク 表通りと裏通り
バンコク 表通りと裏通り 1

バンコク 表通りと裏通り 2

バンコク 表通りと裏通り 3

バンコク 表通りと裏通り 4

バンコク 表通りと裏通り 5

バンコク 表通りと裏通り 6

バンコク 表通りと裏通り 7

バンコク 表通りと裏通り 8

 今では すっかりバンコクの中心的な場所になってしまったサイアム・スクウェアー
 から歩いて10分にかからない場所に住んでいるのであるが、我ながら おかしな
 場所に住んでいると思う。
 この場所に住み始めてから10年以上の月日が流れてしまったが、住んでいるのが
 マンションのような場所であれば、日本と同じで人々とのかかわりは生まれてこない。
 気楽でいいといえばそうだが、味気ないことも確かである。

 マンションの住民といっても 大半は別の場所に本宅を持っている人たちで、仕事の
 都合上、あるいは子供たちがバンコクの高校や大学に通うためのセカンドハウスとして
 利用している人たちがほとんどで 地域とのかかわりもほとんどない。

 マンションの表通りといえば、ラーマ一世通りでバンコク有数の一大消費センターで
 ある。
 歩いて20分以内の場所に MBKセンター、ディスカバリーセンター、サイアムカフェ、
 サイアムパラゴン、セントラルワールドプラザ、伊勢丹、そごうなどが建ち並んでいる。
 こうした場所に行けば、日本と同じで 消費に明け暮れる現代人の姿、浮遊する現代人 
 の姿を見るだけだ。
 お金があれば、楽しめるが なければ寂しい思いをするだけである。

 そんな地域もマンションの裏にあるセンセーブ運河を渡れば、一変する。
 渡った運河の向こう側には 150年以上にわたって住み続けているイスラム教徒
 チャム族の古い集落があるし、その向こうには 昔ながらの市場のある通りもある。
 私の好みに合う場所といえば、この界隈である。
 高いビルの谷間のような場所で バンコク庶民たちが 昔ながらの生活を続けている
 地域だ。
 路上には 果物や食べ物屋の屋台、市場の中には安い気さくな総菜屋、八百屋、肉屋、
 魚屋、雑貨と百年前と変わらぬ佇まいで商いをしている。
 この地域の中に入ると、人間が地に足をつけて、生き生きと生活していることがわかる。

 バンコクの表の顔が一大消費センターのある表通りであれば、昔ながらの生活を営む
 市場周辺の庶民たちの姿は バンコクの裏の顔である。
 皆が普段着で生活できる場所こそ 人間が生きて生活出来る場所である。
 気取りもなく、気楽で 無理をすることのない場所である。
 お金などたくさんなくても どうにかやっていける。
 暴利を貪ろうとする人間などいないし、高い値段を押し付け、値段を誤魔化して商いを
 する人間もいない。
 安心して買い物をし、気楽に食べることの出来る場所だ。
 路上に並ぶ屋台で食べるのもいいし、市場で惣菜や果物、おやつを買って帰り、
 家で食べるのもいい。
 表通りの半額で生活できるのだ。
 表通りに行けば、生き馬の目を抜くような世界が待っているけれど、この裏通りなら
 庶民に優しい気さくな世界である。

 今日も古い市場のある裏通りで夕餉のための買い物を済ませ、イスラム教徒 
 チャム族の住むバーン・クルアの集落の中を抜け、センセーブ運河の岸辺に架かる橋の
 上に立ち、暮れなずむ集落を眺める。
 黒く色を変えた運河の水の上を 家路に向かう人々を乗せた水上バスが行きかう。

 世界の中の光と影、表通りと裏通り、これほど 人間の生活の違いを見せ付ける所は
 ない。
 新しいバンコクと古いバンコク、やはり 私は古いバンコクの中で 気楽に暮らしたい 
 と思う古い人間である。


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バンコク 運河の辺の街 | 21:06:33 | Trackback(0) | Comments(0)
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