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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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カトマンズ 川辺のシバ寺院に住む子供たち 小さな歴史‐05
カトマンズ 川辺のシバ寺院に住む子供たち 小さな歴史‐05 1

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カトマンズ 川辺のシバ寺院に住む子供たち 小さな歴史‐05 8

 カトマンズの街とパタンの街を隔てるバグマティ川 この川の岸辺は 
 私の心惹かれる場所の一つである。
 ここには 人間の喜怒哀楽が色濃く渦巻いている。
 この場所を歩き回っていると 人間の多様な生き方を眼にすることが出来る。
 幸福、不幸、悲しみ、怒り、諦め、希望、絶望 それがここに住む人たち表情に
 誤魔化されることなく そのまま表れている。

 川辺に並ぶスラム、ゴミ山の中から お金になる廃品を探し出し、それを生活の糧に
 する人々の集落、貧しいぎりぎりの生活を強いられている人々が 肩を寄せ合って
 生きている場所だ。

 今日もバグマティ川の川沿いを歩き、川に架かる黒い鉄製の吊橋を渡り、
 カトマンズ側にある川辺の古いシバ寺院に行ってみた。
 橋の袂にあるレンガで造られた昔風の階段を降り、左側に曲がると そこは 川辺に
 建つ古いシバ寺院の表の庭になっている。
 この寺院の中には 寺院を囲む小部屋がいくつかあり、その中には 食べていくために
 精一杯生き抜いて人たちの家族が住んでいる。
 その家族たちの中の一つにビックラムの家族も住んでいる。

 父親は ネワール族の中のカースト ナガルコティ どういう職業カーストなのか
 ネワール族の人たちに訊いてみるが 詳しいことはわからない。
 母親は ボティアと呼ばれる民族であることから、二人は異民族間の結婚をしたことに
 なる。
 二人の間には 4人の子供がいる。
 12歳の長男のビックラムを頭に 三人の幼い娘たちがいる。
 母親は8ヶ月前に 子供たちを残して、若い男と失踪し、そのまま帰ってこない。
 父親の一人では 子供を食べさせるのが 精一杯で 子供たちの世話にまでは 
 手が回らない。
 子供たちの衣服の洗濯をするものもいなければ、家の中を掃除するものもいない。
 ビックラムとそのすぐ下の妹を躾ければ、少しは子供たちも身奇麗になるのだろうが
 そんな余裕も父親にはないようだ。
 母親が失踪して以来、子供たちはある服をとっかえひっかえ着回しているだけだ。
 だから、会うたびに着ている服は 薄汚れていくばかりである。

 シバ寺院の前の庭に敷いたゴザの上で ビックラムの幼い二人の妹が 夏の暑さの
 疲れからか、ぐっすりと眠り込んでいる。
 水不足のこの季節のせいか、二人の妹に水浴びさせるものもなく、すっかり薄汚れ、
 眠り込んでいる二人の妹の顔や身体には 無数のハエが留まっている。
 私がネパールを離れての4ヶ月間 彼らにとっては 生活は好転の方向には
 向かわなかったようだ。

 父親は 女房の居るときは酒浸り、母親も暇があるときは 男の尻を追い回す、
 子供の躾などどこ吹く風だった。
 このシバ寺院を訪れるアメリカ人がこの4人の子供たちに 一人ずつ2,30ルピーの
 お金を与え、新しい衣服を与えていたようだが、お金は父親の酒代に消えていたようだ。

 ただ 今から思うに彼らの母親といわれている女性も 彼らの本当の母親であるか
 どうかは定かでない。
 4人の子供たちの顔もよく似ていないし、余り 母親の顔との共通点もない。
 長男のビックラムやその下の妹は どうにか食事のしたくも出来るようだが、見ると
 いつも同じ献立で、ご飯に豆汁をかけただけの料理である。
 彼らの1日の仕事といえば、朝夕の水汲みと自分たちの飢えを満たすご飯作り、
 そして、その後の汚れ物を洗うぐらいで、それ以外の時間は 住んでいる近くを
 うろうろしているだけである。
 彼らにとって 未来に向かっての足がかりはないに等しい。


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カトマンズ バグマティ川の辺にて | 06:45:11 | Trackback(0) | Comments(0)
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