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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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カトマンズ 子供たちの素顔‐06 肖像‐02
カトマンズ 子供たちの素顔‐06 肖像‐02 1

カトマンズ 子供たちの素顔‐06 肖像‐02 2

カトマンズ 子供たちの素顔‐06 肖像‐02 3

カトマンズ 子供たちの素顔‐06 肖像‐02 4

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カトマンズ 子供たちの素顔‐06 肖像‐02 6

カトマンズ 子供たちの素顔‐06 肖像‐02 7

 カトマンズでの子供たちの現実の違いは 天と地ほどの差がある。
 カトマンズでどうにか人並みの生活をしている家庭の子供であれば、母親と
 一緒に登校し、登校の途中にあるお菓子やインスタントラーメンを売っている店で
 昼食用の簡単なおやつをかってもらい、私立学校へ行く。
 この私立学校だって 千差万別で 月謝が 下は千ルピー前後のところから 上は
 2万、3万ルピーのところだってある。
 もし、寄宿舎制の学校へ入れれば、 月5千ルピー以上の出費になる。

 私はよくバグマティ川の川沿いを歩くことが多い。 
 大抵の子供たちが 学校に行っている時間帯に 川辺周辺で見かける子供たちがいる。

 バグマティ川の河川敷のグランドの横の小さな公園で一人の少年に出会った。
 園の片隅で遊んでいる女の子たちの写真を撮ろうとしたら、女の子たちが顔を隠して
 嫌がっているのを見て、「僕の写真を撮ってよ」と近づいてきた少年だ。
 着ている白いワイシャツには ナイチンゲールと刺繍されている。
 ナイチンゲールというのは 私が住んでいる家の近所にある大きな私立学校で
 幼稚園から高校まである学校である。
 この少年の様子を見ても この私立学校へ行っている家庭の子供とは思えないし、
 ナイチンゲール私立学校なら 今は 学校に行っている筈である。
 きっと古着を誰かからもらったのだろう。
 顔の様子からすると 南ネパールのネパール・インド国境あたりから、カトマンズに
 やってきた子供のようである。

 カトマンズの路上では タバコなどを売っている両親の横に座り込んで 
 タバコの空き箱の中の銀紙の裏に字のようなものを何やら書き込んでいる子供がいた。
 如何にもインド人の子供の顔つきをしている。
 利発そうな眼をしている。
 彼の写真を撮っていると 彼の父親が 「マネー」といい始めたところからしても
 インド人である。
 インドで生活していたときには この男の子もインドの公立学校へ行っていた
 のだろうか。
 両親の小さな商いでは 子供を学校に通わせることも難しいだろう。
 両親の生活が安定するまでは 学校行きは お預けである。

 バグマティ川に架かる黒い鉄製の吊り橋の下にある廃品回収地区の中に家族とともに
 住み着いている男の子、インド人である彼はネパールの公立学校へは行けない。
 私立学校はお金がかかるし、肩身も狭い。
 自分の分身のように壊れかけたおもちゃの自動車を引いている姿が印象的だった。

 河川敷にあるインドからやってきた人たちがよく使う井戸の近くでうろうろしていた
 男の子、カメラを向けると顔を隠して嫌がっていたが、撮った写真を見せると 喜んでいた。
 インドからやってきている子供たちでも 貧しくても 家族関係が安定している
 子供たちは写真を撮られることを嫌がらない。
 親がいじめられていると 子供の心も開かれていかない。

 黒い鉄製の橋の袂を歩いていたら、「俺の写真を撮っておくれよ」と言いながら、
 近づいてきた12,3歳の少年、ぐれる一歩手前の雰囲気があって、ちょっと心配に
 なった。
 撮った写真を液晶画面で見せたら、満足そうに肯きながら、去っていった。

 電信柱に寄りかかっているマガール族の少年、彼の後ろには彼が働いている食堂がある。
 皿洗いも終わり、電信柱に寄りかかり、何を考えていたのだろう。
 遠い自分の育った村のこと、家族のこと、友達のことを思い出していたのだろうか。
 こんな顔つきで立ちすくんでいる子供を見ると 私のほうが切なくなってしまう。

 女の子が 壊れかけた塀の上に座り込んで 草の茎を使って首飾りを作っている。
 誰にも邪魔をされない彼女の王国だ。
 その後ろには カトマンズでは 珍しい贅沢な分譲マンションが建っている。
 彼女が住んでいるのは スラムの中のバラック、しかし、塀の上の王国では
 彼女は 王女様である。

 人間がどこに生れ落ちるかは 運命である。
 民族、カーストの違いによって  生活の格差の多いネパールでは 生れ落ちたときから
 出発点が違う。
 そのことは 子供たちの人生に大きな影響を与える。
 神様は決して公平ではない。
 社会も決して公平ではない。
 それでも 子供たちはその中を生きていかなくてはならない。



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カトマンズ 生き抜く人々 | 23:03:10 | Trackback(0) | Comments(0)
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