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ひかるの

Author:ひかるの
25年間、ネパール、インド、タイと 
うろうろ歩き回っています。
アジアの工芸、人々の生活を 眼で、
身体で確かめ、伝えていきます。

** 格安にて カトマンズ案内致します **

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カトマンズ バグマティ川上流への散歩‐02 石の像たち
カトマンズ バグマティ川上流への散歩‐02 石の像たち 1

カトマンズ バグマティ川上流への散歩‐02 石の像たち 2

カトマンズ バグマティ川上流への散歩‐02 石の像たち 3

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カトマンズ バグマティ川上流への散歩‐02 石の像たち 9

カトマンズ バグマティ川上流への散歩‐02 石の像たち 10

 今から180年前にバハドール・ラナ家との争いで勝利をおさめたシェムセル・
 ラナ家が 建てたナラヤン寺院の中へ 散歩の道連れになったカルカ・チェットリ族
 の13歳の少年と入っていく。
 私がこのナラヤン寺院には 何度もやってきていることを知らず、しきりに説明
 しようとするが 大半は思いつきで話しており、ヒンズーの神様の名前も
 この寺に祭られている神様が ナラヤン神であることも知らず、しきりにシバ神で
 あると言っているので 私のほうが彼に説明していく。

 彼が映画のロケだと思ったダンス音楽は この寺の中に住む若者たちが 
 ネパールダンスの練習のための音楽だった。
 田舎から出てきている子供にとっては 映画のロケというと華やかな世界のことは
 大いに引き付けられる出来事であるが、残念ながら 彼の期待は 外れてしまったのである。
 素直で人懐こく、その上 おしゃべり、ちょっと間の抜けたところもあるから
 彼との会話を寺院の中でしばらく楽しむ。

 この寺の中には多くの石像がある。
 寺院の中心にある塔もインドの古典的なスタイルで カトマンズ盆地の中の
 ネワール建築とは異なっている。
 ネワール族にとっては ナラヤン、シバ神に対する信仰よりも インドラ、バイラブ、
 カーリーに対する信仰の方が大切である。
 そのためか サハ家、ラナ家の建てたシバ寺院、ナラヤン寺院に訪れる人々は少ない。
 このすぐ近くに ガートと呼ばれる火葬場があるから、そのために訪れるだけである。

 ネワール族の寺院は木彫り彫刻によって 寺院が装飾されているが、サハ王制以降の
 ものは 木彫り彫刻は数を潜め、石造りの彫刻が増えてくる。
 しかし、職人はネワール族の石の彫刻をする人たちである。

 ネワール族の寺院は 木の暖かさを感じさせ、雑多な雰囲気にあふれているが、
 サハ家、ラナ家の建てた寺院は サハ王家、ラナ家の権力、権威の象徴的な存在で
 馴染みにくい雰囲気がある。
 如何にも力を表わしていて、民衆とはかけ離れた感じがする。
 誰でも受け入れるという優しさは感じられない。
 それが 民衆たちがここにあまりやってこない原因だろう。

 ただ、サハ家、ラナ家の建てた寺院の中や周りには 人々の住む住居が建てられ、
 そこには カトマンズの外からやって来た人々が住んでいる。
 それが 寺院の持つ権威的な雰囲気を和らげている。
 生活のにおいを感じさせてくれるのは 魅力の一つではある。
 私がバグマティ川沿いの寺院やその周辺にやってくるのは 寺院の中やその周辺に
 住んでいる人々の素朴な生活を眺めるためである。
 このナラヤン寺院周辺には そうした人々の落ち着いた生活がある。

 彼らの生活の発する生活感は 日本の寺院のようにやたらきれいに整備され、
 人々を寄せ付けない素っ気なさを和らげている。
 この権威的な寺院の中にいても 意外と寛ぐことが出来るのである。
 観光客の姿もなく、権威的な僧侶もいない。
 いるのはこの場所に住む素朴な住民だけということになれば、
 静寂を相手にのんびりした時間を過ごすことも出来る。

 今日は散歩の道連れの少年がいたのでそういう訳には行かなかったが、
 それはそれで楽しかった。
 ナラヤン寺院を離れ、道連れの少年はたらいを抱えて 少し先にある広場の水場に洗濯に
 私は 道を右に曲がってパタンの旧市街に向かった。



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カトマンズ バグマティ川の辺にて | 18:29:35 | Trackback(0) | Comments(0)
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